コルナゴ。

その高級感あるデザインから、走るためのロードバイクとしてだけではなく、芸術品として称されることもあるイタリアの自転車メーカーだ。

2020年には、世界最高峰のロードレース「ツール・ド・フランス」にて、V3RSでフランスを駆け抜けたタデイ・ポガチャル(チームUAEエミレーツ)が総合優勝。

コルナゴ史上初となる、ツール制覇を成し遂げた。

そんなV3RSは、高いデザイン性はもちろん、世界最高峰のレースでの勝利とその性能はお墨付き。

バイクの持つディティールと、その秘めた性能とは。

V3RS外観

コルナゴ, Colnago, ロードバイク, V3RS

カラーは「RZBW(マットブラック)」。

V3RSフレームのペイントは、マット塗装と艶の2種類がミックスされており、光の当たり具合や角度によって多彩な顔を持つ。

乗り手のヘルメット、シューズ、ウェア。どんな色をチョイスしてもマッチするシンプルなデザインとカラーだ。

コルナゴ, Colnago, ロードバイク, V3RS

コルナゴ, Colnago, ロードバイク, V3RS

ケーブル類はもちろん内装。これにより、空力性能はもちろん無駄なくシンプルなシルエットを実現。

コルナゴ, Colnago, ロードバイク, V3RS

フレーム後部の「シートステー」と呼ばれる部位はトップチューブに対して低めに配置されており、現在のロードバイクに流行りの、空力に優れた形状となっている。

コルナゴ, Colnago, ロードバイク, V3RS

トップチューブには創業者のエルネスト・コルナゴのロゴ。さりげなく見えるワンポイントがまた粋だ。

コルナゴ, Colnago, ロードバイク, V3RS

コルナゴ, Colnago, ロードバイク, V3RS

コルナゴ, Colnago, ロードバイク, V3RS

今回撮影したバイクにはカンパニョーロのコーラスを搭載。イタリアのバイクには、イタリアのパーツでのセットアップが相応しい。

スペック

フレームサイズ 420/450/480/500/520/540/560/580
カラー RZRD(ネロアランチオ)

RZWB(ビアンコ)

RZGR(ネロベルデ)

RZBW(マットブラック)

価格(フレーム販売のみ) 490,000円(税抜き/リム仕様)

540,000円(税抜き/ディスク仕様)

試乗インプレッション

1 2