2010年代の映画・ドキュメンタリー
1. Le Gamin au vélo
（少年と自転車）
作品説明（参照：「少年と自転車」公式サイト）
本作は、ダルデンヌ監督が2003年に『息子のまなざし』のプロモーションで来日した際、少年犯罪についてのシンポジウムで聞いた“赤ちゃんの頃から施設に預けられた少年が、親が迎えに来るのを屋根にのぼって待ち続けていた”という衝撃的な話に着想を得て作られた。親に見捨てられた少年シリルが、初めて信頼できる大人であるサマンサに出会うことで、心をひらき、人を信じ、善悪を学び、成長していく。サマンサもまたシリルに愛情を与えることで、自分の内にある母性に気づき、人を守ることの責任と喜びを知っていく。どんなに厳しい境遇におかれても、人は誰かとつながることで一筋の光を見出せる――。ダルデンヌ監督は、シリルとサマンサの小さな感情の機微を丁寧にすくいあげ、「彼ら（ダルデンヌ監督）の作品の中で最も優しい映画」（メトロ）と評されるように普遍的な珠玉の作品に仕上げている。
| 作品名（邦題） | Le Gamin au vélo （少年と自転車） |
|---|---|
| 公開年 | 2011年 |
| ジャンル | ドラマ/コメディー |
| 上映時間 | 1時間27分 |
| 視聴可能サイト | Amazon プライム・ビデオ YouTube・Apple TV |
2. WADAJA
（少女は自転車にのって）
作品説明（参照：シネマトゥデイ）
厳格な宗教戒律によって女性の行動が制限されているサウジアラビアを舞台に、自転車に乗る夢をかなえるため奮闘する少女の姿を描いた感動作。自転車を手に入れるためコーラン暗唱大会に挑む少女の視点を通し、因習を重んじるイスラム社会で女性が置かれた不条理な現実を浮き彫りにする。サウジアラビア初の女性監督ハイファ・アル=マンスールが全て国内で撮影した同国初の長編作で、ベネチア国際映画祭をはじめ世界各地の映画祭で絶賛された。
| 作品名（邦題） | WADAJA （少女は自転車にのって） |
|---|---|
| 公開年 | 2012年 |
| ジャンル | ドラマ/ワールドシネマ |
| 上映時間 | 1時間38分 |
| 視聴可能サイト | Netflix・YouTube・その他 |
3. Blood Road
（ブラッドロード -長き血路-）
映画説明（参照：redbull.com）
ベトナムの密林を抜け、ホーチミン・ルートに沿って1,930㎞の道のりを走破する耐久サイクリングライダー、レベッカ・ルッシュの旅を追う。目指すのは、米空軍のパイロットであった父が40年以上前に撃墜されたラオスだ。
| 作品名（邦題） | Blood Road （ブラッドドード -長き血路-） |
|---|---|
| 公開年 | 2017年 |
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 上映時間 | 1時間36分 |
| 視聴可能サイト | Redbull.com（無料） Amazon プライム・ビデオ・Apple TV |