国内購入可能オールラウンドモデル!『UCIプロチーム』のロードバイクをチェック!Vol.1 / 2022 UCIプロシリーズ 機材

UCIプロチームが使用するバイクは?

UCIロードレースの2ndディビジョンに位置する「UCIプロシリーズ」。このプロシリーズに分類される大会で主にレースを走るのが「UCIプロチーム」だ。

2022年シーズンは17チームが本ディビジョンに所属している。

メディア露出度的には、UCIワールドチームより低いため、特に日本ではあまり知られていないメーカーのバイクが使用されていることも多々ある。

2022 ARGON 18 SUM PRO

本記事では、そんなUCIプロチームが使用するバイクから、オールラウンドモデル、そして日本国内で購入可能なモデルに絞り、その第2弾として計4台のバイクをご紹介していく。

UCIプロチーム・購入可能なオールランドモデルの第1弾はこちら

GIANT

TCR ADCANCED SL 0 DISC

2022 GIANT TCR ADVANCED SL

世界最大の生産規模を誇る台湾ブランド『GIANT(ジャイアント)』が販売する「TCR」シリーズ。

2022年シーズンはUCIプロチーム「Equipo Kern Pharma(エキポ ケルンファルマ)」のチームバイクとして供給されている。

GIANT Equipo Kern Pharma 2022

Equipo Kern Pharma

また、UCIワールドチーム「Tema BikeExchange Jayco(チーム バイクエクスチェンジ・ジェイコ)」にも供給されているが、本チームはGIANTのエアロモデル「PROPEL Advanced SL DISC」と2台を使い分けて使用している。

Team BikeExchange Jayco GIANT 2022

Tema BikeExchange Jayco

そのうち1台のみを選択する場合、より軽量性に優れた「TCR」の方が”オールラウンド性”が高いと、「Equipo Kern Pharma」が評価したのかもしれない。

Equipo Kern Pharma 2022 GIANT TCR Advanced 0 Disc

そんな「TCR Advanced SL 0 DISC」はトータルレーシングバイクとして、クラス最高レベルの重量剛性比を追求したモデル。

2022 GIANT TCR ADVANCED SL

高い剛性を維持しながら軽量化し、クラストップレベルの重量剛性に加え、さらに空力性においても追求されている。

2022 GIANT TCR ADVANCED SL

薄く水平に扁平したトップチューブとシートステーは、振動を吸収し快適性を向上。無駄を省き軽量化も果たしている。

2022 GIANT TCR ADVANCED SL

一方、大径ダウンチューブにより、高い剛性を発揮。さらにフレームにベアリングカップを圧入する独自規格のオーバーサイズBBにより、高いペダリング剛性も獲得している。

2022 GIANT TCR ADVANCED SL

UCI規格の「6.8kg」を下回る軽さを誇りながらも、優れた剛性や快適性も実現し、まさに「トータルレーシングバイク」の名にふさわしい1台に仕上がっている。

【完成車】

  • メーカー:GIANT(ジャイアント)
  • モデル名:TCR ADVANCED SL 0 DISC
  • カラー:カーボン
  • サイズ:680 / 710 / 740 / 770
  • コンポーネント:
    SHIMANO Dura-Ace Di2 R9200(電動12速)
  • ホイール:CADEX 42 TUBELESS DISC
  • 重量:6.4kg
  •  税込価格:¥1,595,000
『GIANT(ジャイアント)』2022年モデルについてはこちら!

参照:GIANT

1. GIANT(台湾)
2. FELT(ドイツ)
3. Canyon(ドイツ)
4. ARGON 18(カナダ)

『FELT』
エアロバイクのパイオニア

1 2 3 4