総評

トレック・エモンダALRの軽量さと価格のバランスがピカイチに光ります。フロントフォークはカーボンフレームの『Emonda SL』のモノを流用していますからね。

CAAD10は組み合わされるホイールなどのパーツ構成がバランス良く、実測重量も8kgを余裕で切っており、“唯一無二”の謳い文句も伊達じゃありません。この構成でこの価格はお買い得感を十分感じるもの。

TCR SLRはもはや言うまでもない価格の安さが際立ちます。ただ、エモンダALRとの価格差が38,000円、フレーム重量差が140gという点をどう捉えるか?趣味で乗る分には140gの差は、そこまで大きな意味を持たないかもしれませんが、自己満足ポイントとしては重要な要素。

設計年次の新しさ、総合的な価格のお買い得感という点では、エモンダALR 6がアルテグラ搭載完成車の中では最も気になる一台と言えそうです。

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