クロモリ?カーボンより速いの?
現在、ロードバイクで主流なのはカーボン素材やアルミニウム素材だ。
しかし、かつてはプロロードレースシーンにおいてもクロモリロードバイクが主流だったことをご存知だろうか?クロモリロードバイクと言えば「重い」「遅い」・・・そんなイメージがつきがちだろう。
残念ながら一般的にはカーボン素材のロードバイクより重いのも事実。しかし、かつてプロロードレースシーンで使用されていたように、クロモリロードバイクにもたくさんのメリットがある。特筆すべきは何よりも、自転車に乗ることを楽しめる!
アルミバイクにもカーボンバイクにもないクロモリロードバイクの楽しみを見つけたい皆さんに、各メーカーのクロモリロードバイクをまとめてご紹介しよう。
今回は日本のブランドブリヂストンが手がけるスポーツバイクブランド「アンカー」からご紹介。
アンカー(ANCHOR)
アンカー(ANCHOR)は日本の自転車ブランド。
ANCHORは日本の自転車メーカーでは最大規模となるブリヂストンサイクルのレーシングバイクブランド。スチールフレーム製法Neo-Cot(ネオコット)を使ったRNCシリーズや、カーボンフレームやアルミフレームのレースモデルを多数製造・販売しており、その技術はトラック競技日本ナショナルチームへ機材供給として認められている。
UCIアジアコンチネンタルチームの「チームブリヂストンサイクリングチーム」を擁し、世界最高水準のレースシーンからフィードバックを受けたトップレベルのレーシングバイク作りで、プロからエントリーユーザーまで幅広い支持を得ている。
ネオコット アールエヌシー シリーズ(NEO-COT RNC series)
RNC7
ブリヂストン(BRIDGESTONE)が手がける日本の自転車メーカー、アンカー(ANCHOR)。
クロモリフレームとして理想的な応力、強度、軽さ、そして振動吸収性を独自の成形技術により引き出したネオコットフレームのRNC7。
10mm刻みでの多彩なフレームサイズを揃え、フルオーダーに近い優れたフィット感も実現している。
希望小売価格 | 270,000円(完成車基準価格:税抜き) |
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カラー展開 | オーシャンネイビー フォレストカーキ シンプルスタイル(32色カラーオーダー) |
メインコンポーネント | Shimano 105 |
重量 | 9.2kg |
RNC3
上位モデルのRNC7とは見た目を大きく異にするRNC3。
チューブの加工工程を簡略化し、TIG溶接を採用することで高いコストパフォーマンスを発揮している。それでいて中空成形のバルジフォーミングチューブで構成されるフレームのシルエットとその乗り味は、ネオコットの持ち味を実現。芯がありつつ、クロモリバイク特有のしなやかな剛性はロングライドやツーリングを心地よくする乗り味だ。
希望小売価格 | 190,000円(完成車基準価格:税抜き) |
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カラー展開 | オーシャンネイビー フォレストカーキ シンプルスタイル(32色カラーオーダー) |
メインコンポーネント | Shimano Tiagra |
重量 | – |