クロモリ?カーボンより速いの?
現在、ロードバイクで主流のバイクはカーボン素材やアルミニウム素材を使用したものだ。
しかし、かつてはプロロードレースシーンにおいてもクロモリ素材のロードバイクが主流だったことはご存知だろうか?クロモリロードバイクと言えば、「重い」「硬い」「遅い」・・・そんなイメージがつきがちだろう。
残念ながら、一般的にカーボン素材のロードバイクより重いということは事実。しかし、かつてプロの世界でも使用されていたように、クロモリロードバイクにもたくさんのメリットがある。
特筆すべきは何よりも、”自転車に乗ることを楽しめる”ことだろう。
アルミバイクにもカーボンバイクにもない、クロモリロードバイクの楽しみを見つけたい皆さんに、各メーカーのクロモリロードバイクをまとめてご紹介しよう。
デローザ(DE ROSA)
デローザ(De Rosa)は、ウーゴ・デローザが1953年にイタリアで創業した自転車ブランド。
カーボン、アルミ、チタン、スチールと多くの素材でフレームを製造しており、レース向けの設計が多い。多くのプロチームにフレームを供給しており、日本では愛三工業レーシングチームがデローザを使用している。ジロ・デ・イタリアを始めとし、多くのビッグレースを制してきたイタリアの老舗ブランドだ。
ヌーボ クラシコ(NUOVO CLASSICO)
誕生から10年が経過したヌーボクラシコ(Nuovo Classico)。
2020モデルからはフレーム後部のチェーンステーとシートステーにもメッキが施され、より雰囲気と存在感のあるデザインに。メタルバイクとしての魅力をデザインに秘めている。
希望小売価格 | 430,000円(フレームセット) |
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カラー展開 | White カスタムカラー |
メインコンポーネント | – |
コラム(CORUM)
2019年にフルモデルチェンジを受けたコラム(CORUM)は、クロモリチューブの有名製造社であるレイノルズ社から組み上げられる。
ディスクブレーキとリムブレーキから選べる事が可能であり、特有のバネ感を保ったまま高い負荷をかけても思い通りのライディングを楽しめるだろう。
ワイヤー類の処理も内蔵化され、伝統的なフレーム素材に先進性とモダンな雰囲気を融合させた粋なモデルだ。
希望小売価格 | 498,000円(ディスクブレーキモデル) 468,000円(リムブレーキモデル) |
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カラー展開 | Sky Blue Glossy Revo カスタムカラー |
メインコンポーネント | – |
ネオ プリマート(NEO PRIMATO)
基本設計は半世紀前のプロ選手の為に設計され、エディ・メルクスなど一流選手の為に作られたバイクを体感できる。
カーボンフレームと比較するのではなく、デローザが誇るスチールバイクのフラッグシップを象徴するモデルだ。
希望小売価格 | 288,000円(フレームセット) |
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カラー展開 | Red Grey カスタムカラー |
メインコンポーネント | – |