プロロードレースの中でも格式が高いとされるレースの1つ「ミラノ〜サンレモ」の2022年大会で優勝したマテイ・モホリッチ選手(スロベニア)。
本大会でモホリッチは、ロードレースで見ることの少ないパーツ「ドロッパー(シート)ポスト」を使用。彼自身がこのパーツを、優勝の要因の1つとして言及したことで一躍話題となった。
そこで、本記事ではモホリッチが使用したモデルを含む、ロード・グラベルバイクに装着可能なおすすめドロッパーポストをご紹介。
元々、MTBなどで広く使用されるドロッパーポストは、パイプの直径が30.9mmや31.6mmなどと大きめ。
一般的なロードバイクは27.2mmを採用している車種が多いため、無闇に選択してしまうと使用できないことも。
本記事でご紹介する、ドロッパーポストは全て27.2mm径となっている。
*シートチューブの外径以外にも、ドロッパーポストを挿入するスペースがあるか、内装ケーブルを通すスペースがあるかなど、購入前には必ず確認しよう。
FOX
TRANSFER SL
モータースポーツからモトクロスやMTBなど。様々なオフロードレーシングサスペンションを開発しているFOX。
そんなFOXが販売するドロッパーポスト「TRANSFER SL」。
油圧式からコイル式へ動作方式を変更し、通常の「TRANSFER」より、大幅な軽量化を実現。
トラベル量が短い分、ドロッパーポストの中では最軽量モデルの1つとなっている。
純正レバー(別売り)のオプションも3種類と、多くラインナップ。
フラットバー用には1速と2〜3速に対応したレバー、そしてドロップハンドル用のレバー、の3種類が純正レバーとして販売されている。
こちらの「Transfer SL」は、ロードレース最高峰の大会の1つ『ミラノ〜サンレモ2022』で優勝したマテイ・モホリッチ選手が使用し、話題となったモデルだ。
ケーブル仕様 | 内装式 |
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純正レバー仕様 | フラットバー用(付属) ドロップハンドル用(付属) (別売りの別モデルもあり) |
トラベル量(可動域) | 50mm 70mm |
素材 | カーボン |
重量 | 50mm:327g 70mm:338g |
参考価格 | ¥53,528(wiggle.jpより) |
参照:FOX RACING