東叡社(とうえいしゃ)
1955年から続く老舗の自転車工房「東叡社(とうえいしゃ)」。
開業当時から自転車に対して研究熱心だった創業者の打保梅冶氏は、自転車フレームの製造だけでなく、オリジナルパーツの製作の礎を築いた。
また、その熱心さは止まることなく、フレーム・パーツに加え、それらを製作するための「治具」と呼ばれる機材も作り出している。
こちらの自転車は猫好きなオーナーに合わせて製作された1台。
ハンドルを固定するステム部分が「猫の手」になっていたり、ブレーキワイヤを通す部分が鈴の形をしていたり。細部に至るまで猫の要素を取り入れている。
ボトルゲージもオリジナルで製作された、猫のシルエット。
ここで編集部員は、あることに気づきました。よく見てみると・・・
「変速のレバーが煮干し?!」
職人の魂を魅せられました。オーナーに合わせて製作されるハンドメイドならではの魅力が詰まった、遊び心が溢れた1台。