トレーニング受講者は普通のサラリーマンが多い

福本店長代理へ、スクールを受講する人はどの様な人が多いのか?を尋ねた。

Pedalist(ペダリスト)

レッスンのクラスは上から下まで3つ、ビギナー・ミドル・エリートと、よくある草レースのクラス分けに準じてレベル分けをしています。ビギナークラスでは、まず自転車の跨ぎ方といった基礎から始まります。そこから、基本的なフォーム、自転車に乗る上で困る事、例えばパンク修理や車輪の取り付けといったメンテナンス技術的な事までを習得する内容です。
レッスンを受けられる方は、30~40歳代の方が一番多いですね。会社員をやられていて、学生の頃スポーツをしていたけれど、最近は全然運動していません、みたいな普通の方が多いですね。

所謂“運動不足のサラリーマン”でも十分に着いて行ける内容の様だ。ペダリストのロードバイクトレーニングの講師は主に、高校時代関東大会で個人TT優勝、神奈川県大会ではチームが総合優勝、一時は競輪選手を志した経験を持つ山崎店長が受け持つ。

Pedalist(ペダリスト)

講師は基本的に僕が受け持っています。一番多いケースが、他店でロードバイクを購入したが、サッとサドルへ跨る事にも苦労している方が多くいらっしゃいます。車で例えるなら、“発進する・曲がる・止まる”と基本的な動かし方の部分を、何となくやってしまっている方が多いと思います。でも、実はここを疎かにする事が、最もリスク要因となる部分です。こういった基礎をしっかりと教えながら、トレーニングを通じ、長年溜まった“体の錆”を落としていってもらいます。また、ロードバイクに乗るトレーニングへ限らず、例えば体幹トレーニングの様な、ながらトレーニングのやり方もレクチャーさせていただいています。
1時間ランニングするって結構辛いと思うんですよ。でも、ロードバイクで1時間走るのって結構あっという間なんですね。ただ、ロードバイク初心者は、その1時間走り続ける事も辛いんです。そういう人でも、楽に走れる様にしてあげる所から始められるのが、ペダリストのロードバイクトレーニングの特徴です。

また、トレーナーは山崎店長以外にも“富士ヒルクライムを楽しもう”といった目的別のクラスを福本店長代理が受け持ったり、ペダリストがサポートする、イタリアのプロチーム『Amore e Vita(アモーレヴィータ)』で活躍中の菱沼由季典選手が日本滞在時には特別講師としてレッスンを行なうそうだ。

Pedalist(ペダリスト)

ここまでロードバイク初心者へ対し間口を取り、楽しさを伝えていこうとする背景には近年増加傾向にあるロードバイクショップ難民の存在がある。

自由に楽しもう

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