挑戦する楽しさを味わえる

前述した「ヒルクライム」の達成感のように、「この峠の頂上で絶景を見る為にヒルクライムをする」、「レースで優勝する為に辛いトレーニングを頑張る」など、ロードバイクというツールを通じて物事への”挑戦”の楽しさを味わえる。

国内のアマチュアレーサーとして数々のヒルクライムレースでプロ顔負けの成績を残してきた森本誠選手は、大学卒業後に本格的にロードバイクを始め、”山の神”として国内外のヒルクライムレースで成績を残してきたなどと言った、トップレーサーも存在する。

また、大学卒業と共に競技を引退した後、数年後にはサラリーマンレーサーとして復帰し、「アマチュアレーサーの甲子園」とも謳われる「ツール・ド・おきなわ」で勝利を挙げた高岡亮寛選手、現役の自転車ショップ店員でありながらアマチュア世界選手権で活躍する紺野源太選手など、仕事と競技を両立させ、全国や世界に挑戦するサラリーマンレーサー達も少なくはない。

ロードレースに限らず、タイムを競う「トラック競技」や1時間にどれだけ自転車で走れたかを競う「アワーレコード」など、危険性の少ない種目も存在し、年齢に関係なく挑戦出来るスポーツでもある。

ご飯を楽しめる

健康効果や達成感に通じる話であり、「ご飯を楽しめる」のが魅力でもあるロードバイク。

「グルメライド」と呼ばれる単語が存在するように、とある場所の有名なレストランやカフェ、海鮮丼を目指してペダルを漕ぎ、運動後にはご褒美として現地で有名な絶品グルメを堪能することが出来る。

もちろん、太る心配は無しだ。(電車で帰らなければ…の話であるが)

カスタマイズ要素が沢山

車やバイクのように、ロードバイク本体のカスタマイズを楽しめるのはもちろん、乗り手のファッションも合わせて楽しむ事が可能なロードバイク。

バイクのカスタム×ファッションと新しいベクトルで自分の納得の行くスタイルを探し求めるのもまたロードバイクの醍醐味である。

バイクの性能を追求し、どんなに速くてカッコいいバイクが完成したとしても、乗り手とのカラーコーディネートやデザインが一致していなければ全てが台無しだ。

近年ではアパレル業界のトレンドを取り入れたお洒落なジャージも多く販売されており、スポーツとファション好きの方にもオススメだ。

お金はかかるがその分楽しさは大きい

ロードバイクは機材スポーツに加えて、日々のメンテナンスや消耗品など何かとお金がかかってしまう趣味・スポーツではある。しかし、他のスポーツと違って行動範囲が広く、「ロードバイクに乗っていなければこんな景色に出会えなかった…」なんてことも多々ある。

何か新しいことを始めたい、健康を気にしているなど考えている方は、是非ロードバイクを始めてみてはいかがだろうか。

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