タイヤレバー
パンク修理に必要な「タイヤレバー」。
主にタイヤ交換時やパンク時に、タイヤをホイールから外す際に使用する。
上級者や玄人な方であればタイヤレバーも不要で素手で交換できるが、タイヤレバーがあれば作業効率も高く楽チンだ。
使用方法をマスターしていれば(パンク修理が出来る)問題ないが、自力でパンク交換が出来ない方は、パンク修理を出来るように練習しておこう。
携帯工具
急なネジの緩みや、サドル高のポジション変更など重宝する「携帯工具」。
携帯工具と言っても種類はいくつかあり、全て挙げるとキリが無い。基本的には六角レンチとプラスマイナスドライバーを備えた物があれば十分だ。
https://findbike.jp/magazine/hexwrench-forbegginer
ディレイラーハンガー
「ディレイラーハンガー」とは、フレーム本体とリアディレイラー(後ろの変速機)を繋ぐ部品のこと。落車などの衝撃に弱く、曲がったり(修理可)、折れたり(修理不可)と、とにかく損傷があれば走行に大きく影響するパーツだ。
無くても困らない…が急な落車でハンガーを折ってしまうと、もはや走行不可能になる。そんな時に役立つのが予備のディレイラーハンガー。しかし、このハンガーが厄介なのはメーカーやシリーズ、年式によって形状が違うため通常の自転車屋では購入することは出来ない。
ロードバイクを購入したショップ、もしくはメーカー取扱店、さらには「derailleurhanger.com」と呼ばれる通販サイトから手に入れよう。derailleurhanger.comであれば、世界中のバイクのディレイラーハンガーを揃えているため、確実だ。
チェーンカッター
「チェーンカッター」はディレイラーハンガーが折れ、予備のディレイラーハンガーも持っていない場合に使用する。携帯型のチェーンカッター、もしくは携帯工具やタイヤレバーに付属している物も存在する。
チェーンを短く切断し、変速のできない状態にする事で走行可能にする応急処置用だ。しかし、チェーンを切る知識や技術なども要求される為、予備のディレイラーハンガーがあればチェーンカッターは無くても良いと言い切れる。
また。ゴム手袋1枚をサドルバッグに忍ばせておけば手も汚れずに便利だ。
持ち物選びは慎重に
筆者のサドルバッグは上の写真の通りだ。
左からタイヤレバー・携帯工具(六角のみ)・予備のディレイラーハンガー・予備チューブだ。携帯ポンプはジャージに忍ばせている。
上記のアイテム達はあくまでも最低限必要な物だ。場合によっては上着やグローブ、ライトなども必要と考える方もいるだろう。
もしもの事態に備えがある事は良い事だが、持ちすぎも厳禁。用途や目的に合わせて適当な持ち物だけを揃えよう。