ロードバイクに慣れてきたら、通常のフラットペダルから、ビンディングペダルへとアップグレードする事で更なるバイク性能を引き出せる。この際、ビンディングペダルに必要なのが「ビンディングシューズ」だ。
「ビンディング」とはスキーの板とシューズが固定されるのと同様に、ロードバイクもペダルとシューズを固定して走る。これにより、ペダルを「踏む」だけでなくハムストリングス(太ももの裏側)で「引く」という動作が可能となり、より効率よく、より速く走れるようになる。
今回は「ビンディンシューズの種類及び選び方」についてご説明していく。
シューズのタイプ
ビンディンシューズも、もちろん様々な種類がある。
ベルクロ(マジックテープ)、ワイヤー、そして紐だ。ここからはそれぞれの特徴をご説明していく。
ベルクロ(マジックテープ)
価格帯が低く、ソール(靴底)が樹脂などである事から履き心地やペダルの踏み心地がマイルド。初心者向けでもある。
ベルクロで固定するため、フィット感は完璧に足に合うようなワイヤーや紐と比べると低いが、1990年代ではプロの世界でも主流であったため、シューズとしての性能は十分だ。