シューズの選び方

ビンディングシューズはライドの開始から終了まで、長時間の間、体と触れている物である。

その為、シューズがいかに自分の足に合っているかも大切だ。何万回と繰り返し漕ぐ動作に大きく影響することからシューズ選びは慎重に行おう。

まずはサイズ感。通常の靴を選ぶようにキツすぎず、緩すぎずが大切である。しかし、メーカーによってシューズの幅が狭かったり、極端に広かったりと様々だ。同じ26cmでも幅が広く、ゆとりがあり過ぎると上手くペダルに力を伝えられない。

デザインなどの好みもあるが、一番大切なのは”自分の足に合っているか”である。

メーカーによっては熱成形で自分の足に合わせてくれる物や、インソールなどを用いたシューズのフィッティングも可能だ。詳しくはプロショップなどで紹介してもらおう。

著名なブランド

シューズの著名なブランドとして、シマノ、シディ(SIDI)、スペシャライズド(Specialized)、ジロ(GIRO)、ボント(BONT)などが挙げられる。

各ブランドの特徴は以下の通り:

シマノ:全体的に幅広のシューズが多い。価格帯も様々であり、エントリーレベルからプロレベルまで幅広いラインナップを誇る。

シディ:ワイヤー式のシューズを先駆けて販売した。靴幅が細い物が多く、上位グレードのソールはかなり硬めに作られている。

スペシャライズド:世界的にも大手自転車メーカーであるスペシャライズド のシューズは、人間工学に基づいて開発され、中でも「エスワークス」シリーズのシューズは軽量であり、プロからアマチュアまで多くのサイクリストから定評がある。

ジロ:ヘルメットなどのアクセサリー全般を手がけるジロ。エンパイアシリーズは紐のシューズのパイオニア的存在であり、ラインナップとして軽量なシューズが多い。

ボント:熱成形に対応したシューズを販売しており、ソールの剛性は業界の中でもトップクラス。クリテリウムやトラック競技で多く使用されており、競技者向けのブランド。

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