ティアグラ(Tiagra)って何?
ティアグラって何?という人のためにまずは簡単な説明から。ロードバイクにはコンポーネント(部品)と呼ばれるパーツがあります。これは、変速機やブレーキ、スプロケット等、セットで設計・製造されているパーツの総称で、ティアグラはコンポーネントの一つ。このコンポーネントを作っているメーカーは現在3社あり、最もポピュラーなのが日本のShimano(シマノ)です。
Shimanoのコンポーネント
コンポーネントは、安価なものから高価なものまで、以下のようにグレード別に分かれています。
デュラエース > アルテグラ > 105 > ティアグラ > ソラ > クラリス
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どのグレードのコンポーネントを選べば良いか
上位グレードほど、耐久性があり、ブレーキ性能が上がり、また軽量化の工夫がされています。実際に使用すれば、操作感の違いに気づくかもしれません。予算が許せばより上位グレードのコンポーネントを選びたいところ。とは言え、上位グレードになるほど、値段もググッと上がります。
本格的なレース参加やヒルクライムを視野に入れてロードバイクを始めるなら、コンポーネントは105以上をオススメします。しかし、のんびりサイクリングロードを走ってみたいというポタリング派や、初心者向けレースへの参加が目標なんて人は、各ブランドが入門用ロードバイクとして位置付けているティアグラ搭載のロードバイクから始めてみてはどうでしょうか。このグレードなら、10万円から15万円で購入可能なモデルが多くあります。
カーボンフォークとは?
ロードバイクのフレームの前側に取り付けられ、前輪を挟み込んでいるパーツをフロントフォークと呼びます。名前の由来通り、食器のフォークに似ていますよね。このフォークの素材はいくつかあるのですが、比較的高価なのがカーボンフォークです。
カーボンフォークには軽くて振動吸収性が高いという特徴があります。つまり、地面から手に伝わる衝撃を和らげでくれるので乗り心地が良くなるんです。
ティアグラ&カーボンフォーク搭載ロードバイク
今回は、予算15万円以下でロードバイクの購入を検討中の人のために、ティアグラ搭載+カーボンフォーク使用のロードバイクを厳選して8台ご紹介します。入門ロードバイクで楽しさを知ったら、後々グレードの高いロードバイクにアップグレードするのも楽しいものです。