SPECIALIZED S-WORKS
TARMAC SL7(スペシャライズド)
男子ロードレース(エリート)を制したのは、昨年チャンピオンのジュリアン・アラフィリップ(フランス・92年生まれ)。2014年から所属するUCIワールドチーム「Deceunink – Quick-Step」のメインバイクである「SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7」で世界選手権2連覇を果たした。
この勝利を記念してスペシャライズドは、5大陸を表す5色のグラーデーションを施した「TARMAC SL7」を作成。トップチューブに描かれた「WORLD CHAMP」の文字や、大会の激しさを表現した嵐のような渦模様が特徴的。シートチューブにはアルカンシェルの5本線を背景に「TARMAC」の文字がプリントされている。
このスペシャルモデルは、10月6日に開催された「ミラノ〜トリノ」にて初披露された。ブエルタ2連覇を果たしたログリッチが優勝を果たし、アラフィリップは惜しくも25位に終わっている。今後の活躍に期待したい。
ちなみに「ミラノ〜トリノ」は世界最古のロードレース 。日本で廃刀令が布告された1876年に初開催された。
2021年世界選手権が開催されるまでは、エリサ・バルサモの「SuperSix EVO」のように、5大陸を表す5本線をあしらった「TARMAC SL7」を使用していた。
またスペシャライズドからはアラフィリップと、同じく「TARMAC」に乗るアンア・ファンデル・ブレッヘン(オランダ)の「2020年 UCIロード世界選手権」で優勝した2人を記念して限定フレームが販売された。
アラフィリップの2連覇を記念した今回のスペシャルモデルの発売情報などは2021年10月現在、公表されていない。