より高速を求める者には「エアロ」を!

カーボンフレームの開発技術が向上したことで、様々な用途に対応したロードバイクが登場してきた。

2022年現在では主に、空力に優れた「エアロモデル」、登り坂に優れた「軽量・クライミングモデル」、バランスの良い「オールラウンドモデル」、太めのタイヤが履けたり快適性を重視した「エンデュランスモデル」などの分類ができる。

2022 ORBEA ORCA AERO

今回は、上記の分類の中でもエアロ(空力)性能・高速走行に長けた「エアロロード」をご紹介。近未来的で、レーシングマシン感の強いフォルムが特徴的だ。

2022 ORBEA ORCA AERO M10iLTD

そんなエアロモデルの中でも、最新のテクノロジーを駆使し、より速い高速巡航を可能にするバイクをお探しの方に向けて、「150万円前後」のおすすめハイエンドモデルをまとめてみた。

どれもシマノ製デュラエース(Di2)搭載のバイクだ。

FELT(フェルト)

AR FRD Ultimate Dura-Ace Di2

2022 FELT AR FRD Ultimate Dura-Ace Di2

トライラスロン用のバイクも生産し高い支持を得るなど、エアロ性能に精通したドイツの自転車ブランド『FELT』。

2008年にプロレースデビューを果たし、エアロロードのパイオニアという地位を確立してきた初代ARに改良を加え進化したのが、この3代目ARだ。

2022 FELT AR FRD Ultimate Dura-Ace Di2

至る箇所に空気抵抗を削減するための工夫が施された1台。

シートチューブなどには、カムテール形状を採用。後輪を包み込むような形状となっている。

2022 FELT AR FRD Ultimate Dura-Ace Di2

そしてBB周りにも特徴的な設計が目立つ。

チェーンステーがBB横から水平方向に張り出した形状となっており、ライダーの足・クランクの動きを含めた上で、空力性の向上が図られている。

2022 FELT AR FRD Ultimate Dura-Ace Di2

さらにこの特殊な形状により、BB周辺の剛性が高められ、ペダリングのパワーをより効率的にスピードへと変換してくれる。

その他、コックピットにはケーブルセミ内装システムを採用。空力性を高めながら、優れたメンテナンス性も実現している。

2022 FELT AR FRD Ultimate Dura-Ace Di2

シマノ新型Dura-Aceを搭載し、200万円近いバイクとなっているが、エアロ性能を追求し続ける方にはおすすめの1台だ。

2022 FELT AR FRD Ultimate Dura-Ace Di2

【完成車】

  • メーカー:FELT(フェルト)
  • モデル名:AR FRD Ultimate Dura-Ace Di2
  • カラー:マットテクストリーム
  • サイズ:48 / 51 / 54 / 56 / 58
  • コンポーネント:
    SHIMANO Dura-Ace Di2 R9150(電動11速)
  • ホイール:HED Vanquish RC6 Pro Series
  • フレーム重量:1,100g(51サイズ)
  • 完成車重量:7.68kg(54サイズ)
  •  税込価格:¥1,958,000
『FELT』についてはこちら!

参照:RITEWAY

1. FELT:¥1,958,000
2. Cervélo:¥1,650,000
3. MERIDA:¥1,595,000
4. ORBEA:¥1,417,000

Cervélo(サーヴェロ)
クリアランスぎりぎりの「曲線美」

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