国内では微少の「カンパニョーロ搭載完成車」
コンポーネント3大メーカー『SHIMANO(シマノ)』『SRAM(スラム)』『Campagnolo(カンパニョーロ)』。
2022年現在、生産量と価格の面から前2社のコンポーネントを搭載した完成車が、特に日本では大多数を占めている状況。
イタリア製の『Campagnolo(カンパニョーロ)』は、シマノなどよりも早く12速のグループセットを開発・販売していたものの、やや高い価格設定などにより、日本国内で販売される完成車にはほとんど採用されていないのが現状。
しかし、高い性能はもちろん、120年以上続く長いブランドとしての歴史や高いデザイン性などにより、いまだに根強いファンを多く持つコンポーネントメーカーでもある。
「いつかはカンパで組み上げた1台が欲しい…」と夢見る(夢見ていた)方もいらっしゃるだろう。
そこで本記事では、わずかながらにも2022年現行モデルとして日本国内で販売されている、「カンパニョーロ搭載の完成車」をご紹介する。
DE ROSA(デローザ)
MERAK
70年近い歴史を持つイタリアブランド『DE ROSA(デローザ)』。
創業者のウーゴ・デローザ氏は12歳から自転車フレーム製作に携わってきた生粋のフレーム職人。ロゴのハートマークは、そんなDE ROSAの自転車に対する”PASSION(情熱)”の証だ。
そして「MERAK」はデローザが”軽量オールラウンダー”としてUCIワールドチームの「Team Cofidis」に供給しているモデル。
このMERAKの初代モデルは、2000年の世界選手権を制したアルミモデル。
その世界一の勝利から脈々と受け継がれてきた、デローザにとっては重要な意味を持つ1台なのだ。
EPSテクノロジーという最先端のカーボン加工技術を用いて生成されるフレームは、高い耐久性を保持したまま無駄を省き軽量化を実現。
優れた軽さと耐久性により、ヒルクライムだけでなく平坦やダウンヒルでも、トップレベルの加速感を味わえるバイクだ。
国内販売モデルのコンポーネントには、Campagnolo「CHORUS DISC(コーラス ディスク)」を採用。コスパの高い1台となっている。
【完成車】
- メーカー:DE ROSA(デローザ)
- モデル名:MERAK
- カラー:4色
- サイズ:43 / 46 / 48 / 50 / 52 / 54 / 56
- コンポーネント:
Campagnolo CHORUS Disc(機械式12速) - ホイール:Fulcrum Racing 7FB
- 重量:-kg
- 税込価格:¥847,000
『DE ROSA(デローザ)』についてはこちら! |
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参照:DE ROSA(国内サイト) , DE ROSA(本国サイト)
1. DE ROSA・CHORUS
2. COLNAGO・Super Record EPS
3. Canyon・Super Record EPS