フレーム素材の種類まとめ【金属編】編集部員は金属フレームをおすすめ?!/誰にでもわかるロードバイク入門講座

クロモリフレームもいつか手に入れたい…

今やロードバイクといえばカーボン素材で、いかに軽量か、いかにエアロか、などの指標が選び方の主流になっている。

TOMMASINI トマジーニ TECNO

しかし、そうした最先端なモデルが主流である一方、今もなおクラシックなクロモリフレームは高い人気を誇り、多くのファンに愛されている。

レーシングバイクを一通り乗り倒した多くの自転車乗りにとって、クロモリフレームは次に所有欲をくすぐる選択肢の1つになってくるだろう。

そんな方に向け、おすすめのクロモリロードバイクを6台、ご紹介していく。

1. Wilier:国内未発売
2. MASI:国内未発売
3. Cinelli:¥385,000
4. TOMMASINI:¥385,000
5. COLNAGO:¥451,000
6. DE ROSA:¥528,000

今回のテーマは高級

クロモリフレームは、カーボンと違い高度な溶接技術が求められる。そのため、多くのクロモリフレームは職人によるハンドメイドで生産される。

本記事でご紹介するのは、そんなハンドメイドバイクの本場、イタリアの自転車ブランドが販売するクロモリフレームのフラッグシップモデルたち。

TOMMASINI トマジーニ TECNO

すべてカーボンバイクに引けを取らない高級品で、フラッグシップ故に、軽量のフレームばかり。

優れた振動吸収性や快適性に加え、クロモリフレームのデメリットと言われる「重量面」での向上も追及されているのだ。

さらにクロモリフレームと言えば、ラグと呼ばれるその美しい装飾が施された溶接が特徴。フラッグシップモデルとなれば、その細かさや美しさも最高級だ。

Wilier(ウィリエール)

SUPERLEGGERA(スーパーレッジェーラ)

2022 Wilier SUPERLEGGERA

正式名称は『Wilier Triestina(ウィリエール・トリエスティーナ)』。

Wilierとはイタリア語の「W l’Italia libera e redenta」を略したもの。「復活されし自由なイタリア 万歳」というような意訳ができる。

Wilier ウィリエール

Triestinaは、自社のサイクリングチームを創設したイタリアの町「トリエステ」にちなんで商標に加えられた。

トリエステの地域の紋章は、Wilierのブランドロゴにも使用されている。地元愛に溢れる自転車ブランドなのだ。

Wilier ウィリエール

そんなWilierの誇る最高級クロモリバイク「SUPERLEGGERA」は、ブランドを象徴する往年のラマートカラーを纏った1台。

「RAMATO(ラマート)」とはイタリア語で「オーバーン」という赤褐色・銅色などが混ざった色のこと。

かつて、「Wilier」という名を姓に持つ家系(Wilier family)に、赤褐色の髪を持つ者が多かったため、「Ramato」とはこのWilierの家系を象徴する色でもあったそうだ。

2022 Wilier SUPERLEGGERA

まさに、『Wilier Triestina』の歴史を象徴するバイクが、「SUPERLEGGERA」なのだ。

過去には国内でも販売されていたものの、2022年のラインナップでは海外のみでの販売となっている。

【フレームセット】

  • メーカー:Wilier(ウィリエール)
  • モデル名:SUPERLEGGERA
  • カラー:RAMATO
  • サイズ:48 / 50 / 52〜58(1cm刻み)/ 60
  • フレーム重量:1,690g
  • フォーク重量:590g
  • 参考価格:€2700.00
『Wilier(ウィリエール)』の2022年モデルはこちら!

参照:Wilier

1. Wilier:国内未発売
2. MASI:国内未発売
3. Cinelli:¥385,000
4. TOMMASINI:¥385,000
5. COLNAGO:¥451,000
6. DE ROSA:¥528,000

MASI(マジィ)
「シャンパン色」の上品な1台

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