UCI規定を無視「6.8kg」未満の完成車

世界の自転車競技を統括する団体「UCI(国際自転車競技連合)」。

そんなUCIが認めた”公式レース”では、バイクの最低総重量は「6.8kg」までと決められている。

UCI

つまり、”公式レース”への出場を想定した場合、6.8kgに限りなく近いバイクが、「最軽量バイク」となる。

しかしもちろん、”公式レース”に出る予定のないライダーにとっては、UCI規定は関係のないもの。

そんな、より「軽いバイク」を追い求める方に向け、各メーカーは6.8kg未満の完成車の開発・販売も行なっている。

そこで本記事では、国内で販売されている2022年モデルの完成車から、6.8kg未満のモデルをご紹介していく。

Park Tool Weight Scale パークツール

なお、今回ご紹介するのは、各メーカー公式サイトにて完成車の重量が記載されているモデルのみ。すべてシマノ新型Dura-Ace Di2(R9200・12速)搭載モデルだ。

フレーム単位で最軽量モデルをお探しの方は、以下記事をチェックしていただきたい!

500g!?超軽量カーボンフレーム まとめ /2022年 ロードバイク

TREK(トレック)

Emonda SLR 9

2022 TREK Emonda SLR 9 Disc

アメリカ大手自転車ブランド『TREK(トレック)』が販売する軽量フレーム。「トレック最速のヒルクライムバイク」と謳われるほどの1台だ。

2022 TREK Emonda SLR 9 Disc

新たに「800 Series OCLV」カーボンを採用。フレーム重量は56サイズで「698g」の軽さを誇りながら、新型のエアロ形状のチューブを採用したことで、空力性においても大きく向上。

速く軽やかなヒルクライムをサポートし、後続の選手たちをより引き離す、高速のダウンヒルも後押ししてくれる。

2022 TREK Emonda SLR 9 Disc

登りのための軽さだけでなく、直線やダンヒルでの速さも妥協したくない、という方におすすめだ。

2022 TREK Emonda SLR 9 Disc

なお、国内ではフレームセットは販売しておらず、完成車でのみ、購入可能となっている。

【完成車】

  • メーカー:TREK(トレック)
  • モデル名:Emonda SLR 9
  • カラー:6色
  • サイズ:47 / 50〜62(2cm刻み)
  • コンポーネント:SHIMANO Dura-Ace Di2 R9250(電動12速)
  • ホイール:Bontrager Aeolus RSL 37
  • 参考重量:6.72kg(56サイズ)
  •  参考価格:¥1,538,900
『TREK(トレック)』の2022年モデルはこちら!

参照:TREK

1. TREK:¥1,538,900・6.72kg
2. GIANT:¥1,595,000・6.4g
3. BMC:¥2,061,90・6.4kg
4. Canyon:¥1,039,000〜¥989,000・6.54〜6.16kg
5. SPECIALIZED:¥1,650,000・5.9kg

GIANT(ジャイアント)
別名「トータルレーシングバイク」

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