中級グレード以上のスペックを持つアルミロードバイク完成車の中でも、競合として比較されやすいTrek Emonda ALR(トレック・エモンダ ALR)、Cannondale CAAD10(キャノンデール・キャド10)、GIANT TCR SLR(ジャイアント TCR SLR)と、オールラウンド系の3台をスペック比較。
中級グレード以上のアルミロードバイク
今回の比較でピックアップした車種の選定条件は以下の通り。
- 新車カタログ価格20万円以下で販売されている
- 2015年モデルとしてメーカーカタログへラインナップされている
- メインコンポーネントがシマノ・アルテグラ6800系の完成車
その条件に当てはまるモデルの中でも、購入時に比較されやすい3台が以下のモデルです。特にトレック・エモンダALRは登場したばかりという事もあり、話題に登りやすいモデルです。
Trek Emonda ALR 6(トレック・エモンダ ALR 6)
価格:259,000円(税抜)
トレック史上最軽量のアルミロードバイクを謳い、完成車重量は7.82kg(サイズ52)。登場間もない事もあり、非常に注目度の高いモデルです。安心感のあるビッグブランドの出すアルミロードバイクの新型という事で、初めての1台として買われたという情報もチラホラ見られ、売れ行きも上々な雰囲気です。
Cannondale CAAD10 Ultegra(キャノンデール・キャド10 アルテグラ)
価格:268,000円(税抜)
アルミロードバイクと言えば必ず名前の挙がる、唯一無二のカーボンキラー『CAAD 10』。アルミのレーシングロードバイクで軽量フレームと言えば、の元祖とも言え、カタログでは完成車重量が公表されていないものの、Y’s Road名古屋本店のブログで実測の参考重量が載っていました。約7.6kg(!?)サイズ50とは言え、ミドルグレードのカーボン並みの重量。
GIANT TCR SLR1(ジャイアント TCR SLR1)
価格:230,000円(税抜)
おなじみ台湾の超コスパが良いメーカーGIANT。値段だけで考えれば、もうコレでいいじゃん、はい終了。となってしまいます。完成車重量も435mm(S)で7.7kgと、ライバルにひけを取らないレベル。コレを積極的に選択肢から外すには、他人とカブる事が嫌だ以外が浮かびづらいのです。
それでは、各モデルのスペックを詳しく見て行きましょう。