アルミニウム

アルミニウムを原料とする身近なものには、1円玉やアルミ缶などがある。アルミニウムは金属の中でも、鉄やステンレスなどに比べて非常に軽く、加工がしやすいのが特徴的だ。

自転車のフレームからパーツに至るまで、現在最も自転車に使用されている素材といっても過言ではない。

2022 Bianchi VIA NIRONE 7 105

シティ車からスポーツ車に至るまで幅広い車種に使用されており、スチールフレームと比べると「軽量」に仕上げることができる。錆びにくい素材であることも特徴の1つだ。また、加工のしやすさから、カーボンフレームよりも比較的安価で購入することができるのもポイント。

新型デュラエース トータル

参照:SHIMANO

以上のような特徴により、アルミニウムはフレームだけでなく、あらゆる自転車パーツにも多く使用されている。

シマノ製コンポーネントの最上位グレードである「DURA-ACE(デュラエース)」の名前は、「ジュラルミン」と呼ばれる強度の高い1種のアルミニウム合金を使用していることに由来するもの。発売当初は「ジュラエース」とも呼ばれていたそうだ。(耐久性を意味する”Durability”にも由来)

高級感溢れる「チタン」の魅力

1 2 3 4 5