横置きタイプ

横置きタイプのバイクストレージは、走行時のバイクの向きを変えずにそのまま直立させ保管するもの。片方の車輪のみをロックし、車体を支える仕組みだ。この横置きタイプには豊富な種類がある。その代表的なモデルをいくつか見てみよう。

LineUP Stand 参照:TOPEAK

片方の車輪をはめ込み、車体を支えるスタンド。車輪をレールにはめ込むだけなので、駐輪時も出発時もスタンドに手を触れる必要がないのが特徴だ。台座の部分と車輪を支えるアーム部分は折りたたみが可能なため、非使用時にはコンパクトに保管できる。

DS-40CS 参照:MINOURA

前述したタイプの物よりも汎用性に優れたモデル。フック部分に自転車を乗せるだけで簡単に自転車を自立させることが可能。力も不要なため、女性や子供でも簡単に使える。非使用時は脚の部分を一直線に揃え、折りたたむことも可能だ。

また、後輪を浮かせた状態で自立させられるため、自転車を持ち上げることなく、チェーンを回しながら注油できることも特徴の1つ。しかし支えられるのはあくまで自転車の重量のみ。使用中に過度な力を加えたり、自転車に乗ることのないように注意しよう。

DSX-1 参照:MINOURA

一方の車輪を受け枠の間に差し込むだけで、枠が左右均等に挟み込み、自転車を自立させてくれる。シンプル故に自転車そのものを際立たせてくれる。

縦置きタイプ

DS-2200 参照:MINOURA

ハンドルを持ち前輪を持ち上げながら、後輪をタイヤ受けに乗せ、前輪リムの内側を上部フックで引っ掛けて固定するモデル。縦のスペースを利用することで、玄関などの比較的狭いスペースにも駐輪することができる。もちろん前輪を持ち上げることなく、タイヤ受けにそのまま片方の車輪を差し込み横置きすることも可能だ。

Lusso-mM 参照:MINOURA

前輪を持ち上げて上部の枠に差し込みながら後輪をタイヤ受けに乗せるだけのモデル。リム等にフックを引っ掛けることなく、タイヤのみがスタンドに触れているため接触によるキズなどの心配はない。片方の車輪のみタイヤ受けに乗せ横置きでの保管も可能だ。

ハンガータイプ

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