チェーンオイルの選び方
自転車乗りにとって、チェーンオイルは必需品だ。
各メーカーからチェーンオイル専用のオイルが販売されており、粘度が高めのウェット系と軽めのドライ系に分別される。ウェット系は保ちが良いが、その分汚れが付きやすいのが特徴だ。
ドライ系はチェーンが汚れにくいが、トルク(力)をかけると潤滑が機能不足だったり、雨に弱く流れやすい点が特徴。ロングライドを行うかどうかなど、自分のロードバイクのライドスタイルに合ったものを選ぼう。
「FINISH LINE」や「和光ケミカル」、「mac-off」などはケミカル製品に強いブランドだ。これらの製品をオススメする。ただブランドによって、同じ「ウェット」「ドライ」でも粘度は変わってくる。必ず前評判やショップでの意見を取り入れながら選ぼう。
粘度が高く潤滑の良いオイルはもちろんのこと、どれだけ汚れがつきにくいオイルでも汚れは付着するものだ。チェーンの潤滑を良好な状態に保つには、オイル選びに悩むよりも、まめに洗浄し注油することが一番だ。
日々のメンテナンスはこれで完璧
今回はケミカルの中でも、ロードバイクを使用する上で使用頻度の高いもののうち、洗車にまつわるものやチェーンオイルに関するものをお届けした。どれだけいいものを揃えても、使い方を間違っていたら意味がない。
具体的な製品を挙げると、もっといい製品があるのに見落としてしまう可能性がある。「ディグリーザー」や「パーツクリーナー」など製品タイプを大まかに把握して、自分で決めるのも楽しみの一つだ。