eTap AXS(イータップアクシス)
SRAMのコンポーネントの中でも最新モデル。これまでの変速数より1段多い12速コンポーネントであり、SRAM社の誇る無線電動変速を採用。専用スマートフォンアプリを使用することで変速設定を好みに設定でき、無段階でブレーキレバーの距離を調整できるリーチアジャスト機能、ブレーキパッドが動くまでの遊びを調整できるなど痒い所に手が届く機構満載。
SRAMコンポーネントのトップモデル2種、REDとFORCEで商品展開している。
RED eTap(イータップ)
eTap AXIS発表までフラッグシップだったモデル。11速の中では今でもSRAM社の最上位モデルであり、無線電動変速、リーチアジャスト機能を搭載。変速方法もeTap AXISと同じく左レバーでシフトダウン、右レバーでシフトアップ、両シフター同時押しでフロントが変速する独自方式の変速方法を取り入れている。
RED22(レッド22)
機械式変速のRED22。SRAM独自の変速方法、1本のレバーでシフトアップとダウンの両方を可能にするダブルタップテクノロジーを採用している。Shimanoのようなレバーに2つのシフターが存在することもないので、誤作動も少ない。同じ価格帯のShimanoのDURA-ACEやCampagnoloのRECORDより軽く、リーチアジャスト機能ももちろん採用。メカニカルな動きが好きな方、他の人と被りたくない方におすすめなモデル。
FORCR22(フォース22)
初代REDが出るまではフラッグシップモデルであり、ShimanoではULTEGRA、CampagnoloではChorusに相当するモデルのFORCE22。変速性能はULTEGRA程とまではいかないものの、価格帯に見合った性能を持ち、それでいて軽量なので軽さを求めるならこのモデルだろう。
RIVAL22(ライバル22)
REDやFORCEのようなグレー基調ではなく、ブラック基調の落ち着いたカラーのRIVAL22。価格帯ではShimanoの105と比較されることが多いが、SRAMの軽量性を求める特徴に違わず、105よりも軽く仕上げられている。
APEX(エイペックス)
RIVALよりもよりブラック基調が強くなったカラーリングのAPEX。SRAMコンポーネントの中でもエントリーモデルではあるが、それでも最上モデルと同じくダブルタップテクノロジーを採用しているので、操作感は上位グレードと大差ない。