3.自分の頑張りを数字化

みなさんは「獲得標高」という言葉を耳にしたことはありますか?

これは走行距離に対して、何メートル登ったかを数値化したもの。この数値は「サイクルコンピューター」と呼ばれる、距離・速度も同時に計ることが可能なアイテムを使い、頑張りを数字化していきます。

例えば、距離で言うと初心者の方はまず”100kmの壁”があると思います。普通のママチャリで100km走るとすると難易度が高いですが、長距離走るためのロードバイクだからこそ達成できる距離でもあります。100km走り切ることが出来たら今度は自分の限界は何kmなのだろうと挑戦したくなりますよね。

実は獲得標高も同じことが言え、例えば最初は1000m(※上級の山1つ分)を1回のライドで登り切ることが最初の壁になります。そのうち2000、3000m登りたいと思うようになるともうそれは坂バカの証です。

サイクルコンピューターは安くて1万円ほどで購入可能であり、それ1つあるだけでもロードバイクの楽しみの幅は大きく広がります。

※榛名山、富士山、美ヶ原、乗鞍、渋峠、常磐吾妻、赤城山などは一回登るだけで獲得標高1000m前後

4.輪行で気軽に行けるヒルクライムスポット多数

「輪行」という言葉を耳にしたことはありますか?

これはロードバイクを専用に袋に入れて電車や飛行機などの交通機関で運ぶ手段のことです。日本は海外に比べて山岳地帯の島国で坂が多いのが特徴です。そのため都内から電車で1〜2時間も乗れば、ヒルクライムスポットに気軽に行くことができます。

例えば、都内に住んでる方でしたら「奥多摩」は一度は耳にしたことはありますよね。奥多摩地方には有名な「都民の森」と呼ばれるヒルクライムスポットがあります。都心からだと1時間半ほどで行けて、日帰りで様々な山を堪能できます。

輪行おすすめヒルクライムスポット一覧(都心から)

最寄駅 ヒルクライムスポット
高尾駅 大垂水駅
湯河原駅 大観山
秦野駅 ヤビツ峠
飯能駅 奥武蔵GR
小田原駅 箱根旧道
大雄山駅 足柄峠

その他多数あります。興味がある方は是非チェックしてみてください。

5.全国のヒルクライム大会を通して輪を広げられる

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