脱初心者、100kmの壁
ロードバイクやサイクリングに慣れてくると”100km”という数字が1つの壁として現れる。パンク修理やビンディングシューズの扱いに慣れ、脱ロードバイク初心者の為の最後の課題と言っても良いだろう。
では、ロードバイク初心者が100kmを走るためには何が必要なのか?今回は、参考としてその3つの”コツ”についてご紹介していく。
こまめに補給を取る
100kmに限らず、補給はサイクリングの基本中の基本。「こまめに補給を取る」が一番重要だ。
人間が運動に必要なエネルギーを1回の食事で補うには限界があり、エネルギー補給を行なうことで長時間動き続けることができる。
補給を怠ると「ハンガーノック(低血糖によるエネルギー切れ)」を起こし、非常に危険だ。
個人差もあるが、取りすぎによる消化不良を避けるためにも、目安として1時間に1回(20kmに1回ほどのペース)が良いだろう。痩せ型や脂肪が少ない体型だとエネルギー消費が速いため、気持ち多めに補給を取ると良い。
ライドの前半〜中盤までは腹持ちの良い固形物を、終盤はスポーツゼリーや集中力を上げるためにカフェインの入ったジェルなどが望ましい。また、羊羹はコンパクトで糖分が多いことから補給には最適だが、糖分が多い故に血糖値の急上昇も起こることから中盤〜終盤に食べるように心がけよう。(血糖値が急上昇すると、急激に集中力やエネルギーは増すが、上がった分下がるのも速い)
ライド中にコンビニやカフェで休憩を取る場合は、その食事内容にも注意が必要だ。急激に血糖値を上げないように甘過ぎないものや、消化・吸収に悪い脂っこいものは避けよう。
【ライドの前半〜中盤】
・おにぎり
・バナナ
・エナジバー(プロテインバー・グラノーラなど)
・羊羹
【終盤】
・スポーツゼリー
・チョコレート
・カフェイン入りジェル
・羊羹