失敗したくない初めてのロードバイク選び
初めてのロードバイクを購入するにあたり、選ぶべき要素を挙げるとキリが無い。
予算に見合ったバイクか、デザインが自分好みか…などなど沢山あるが、今回はロードバイク初心者に向けてロードバイクを購入するにあたり、気をつけるべき5つのポイントと選び方についてご説明していく。
1.悪質ブランドに注意
ロードバイクの価格はピンキリだが、中には通販などでロードバイクと称して3万円台で販売されている”なんちゃってロードバイク(通称ルック車)”も存在する。
あまりにも安すぎるロードバイクはレース、長距離サイクリングなど、普段使い以上の負荷がかかるとフレームやパーツの破損の危険性がある。
個人で使用する分には自己責任だが、集団でのサイクリングを考えているのであれば、安全性が確かではないことからも絶対に使用するのは避けよう。目安としては9万以上が良いだろう。
ショップによっては年度末のモデルチェンジで、思わぬ掘り出し物やセールも開催されている。少しでも価格を抑えてお得に購入したい方は、各ショップのセール時を狙うのも選択肢としてはある。
また、憧れのロードバイクを手に入れた…と思ってもそれが安全基準を満たしていないコピーブランドの場合も。不安な場合、一般社団法人自転車協会が定めた独自の安全基準「BAA」や、「SBAA」などと呼ばれる基準を満たしているか確認しよう。
大概は正規のショップで購入すれば、よほどでない限り粗悪品に会うことはない。通販での購入には注意が必要だ。
2.ショップ選びは慎重に
「ショップ選びは今後のロードバイクライフを大きく左右する」と言っても過言ではないだろう。
大概の場合、購入後に機材トラブルが起きても、アフターサービスなどの面倒を見てくれるショップがほとんどだ。サイクリングの悩みやパーツの相談など、ショップのスタッフが自分にとって気軽に相談できる相手かどうか、なども考慮する必要がある。
また、仲間欲しさや競技志向で始めたにも関わらず、クラブチームやコミュニティがなければ自力で探す事に。クラブチームがあれば、先輩サイクリスト達から走り方など教えてもらえることも多い。
・スタッフは相談しやすい人か、人柄はどうか
・雰囲気が自分のニーズにあっているか(初心者にも優しいか)
・クラブチーム/仲間が出来そうか
・好みのブランドを取り扱っているか
・メカニックの評判(技術)はどうか
・自宅から気軽に立ち寄れる距離か
以上の項目を守れば大概は失敗しないだろう。
もちろん、ロードバイクの楽しみ方は人それぞれ。1人で気楽に楽しみたい!という方にとってはクラブチームなどは考慮する必要は無い。