ディレイラーハンガー
落車など外部からの衝撃にめっぽう弱い「ディレイラーハンガー」。
「ディレイラーハンガー」とは、フレーム本体とリアディレイラー（変速機）を繋ぐパーツだ。多くはアルミ製だが、構造上衝撃によって破損することや曲がることは防げない。
輪行中にディレイラーをぶつけた・落車した場合などには要注意だ。
また「変速の調子が悪いな・・・」感じた際は、自転車の真後ろから目視でチェックし、ディレイラーハンガーが湾曲していないかを確認しておこう。
ボルトの過度な締め付け
これはロードバイクどのパーツ全般にも言えることであり、初心者が陥りがちなミスでもある「ボルトの過度な締め付け」。
特に、ステム（ハンドルと接合するパーツ）・ハンドルやシートポストのボルト締め過ぎは破損へと繋がることも。
カーボン製のパーツを使用し、自分で取り付けや交換等を行う場合に各パーツの定める適正トルク以上の締め付けを行うと破損することが多い。
ロードバイクでこうした作業を行う場合、通常の六角レンチではなく「トルクレンチ」の使用をおすすめする。
「トルクレンチ」とは、ボルトやネジを適正トルクで締め付けることが出来る工具。トルクレンチを使用しておけば、締め付けによるパーツの破損はまずないだろう。
乗車前のメンテナンス
パーツは異音と共に走行中に破損することが多く、大事故に繋がることもある。走行前の点検は怠らずに行おう。もしも自分で行った作業が不安であれば、ショップでプロのメカニックに頼むのも手だ。
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