ロードバイクの楽しみ方は、乗る楽しみはもちろん、バイクを自分好みにカスタマイズする楽しさもある。人によってどこをアップグレードするかは様々ではあるが、ロードバイクのカスタムは無限大。

今回は「ロードバイクを購入したらまずはどのパーツをカスタムするべきか?」について、いくつかご紹介していく。

ホイール

「ホイールは走りを変える」と、聞いた事がある方もいるのではないか。

ロードバイクの中で、フレームの次に重量のあるパーツはホイールだ。ヒルクライムなら軽量なホイール、平坦なら見た目もインパクトのあるディープリムなど乗り手それぞれのシチュエーションや用途に合ったホイールを選択しよう。

購入したバイクのグレードにもよるが、ミドルグレード以下のバイクであればアルミホイールが標準搭載されているため、いち早く機材のカスタマイズとグレードアップを体感したい方は、ホイールのアップグレードがオススメだ。

平坦を速く走りたい:ディープリム(リムハイト50mm〜)
ヒルクライムを楽しみたい:ローハイトホイール(リムハイト24mm〜35mm)
全体的に軽やかに、上りも平坦も速く走りたい:ミドルハイト(リムハイト30mm〜40mm)

著名なブランド:ジップ(ZIPP)、シマノ、ファストフォワード(FFWD)、レイノルズ(Reynolds)、フルクラム(Fulcrum)

ブレーキ

誤解を招かずに述べておくと、販売している以上、どのロードバイクにも標準搭載されているブレーキは安全だ。

しかし、ブレーキのグレードをアップグレードする事でより軽量で、少ない力で、高い制動力を得られるなどのメリットがある。

近年の完成車はディスクブレーキがほとんど。ディスクブレーキの場合は、ブレーキ本体ではなくローター交換だけでも、制動力的な面では効果がある。

リムブレーキの場合、シマノであれば上位グレードと互換性のある105以上がオススメだ。ブレーキの引きが軽く、より快適で安全なライドを楽しめる。

レースであれば細かいブレーキングが勝敗を分けると言っても過言ではなく、長距離のサイクリングであれば快適な走りと安心を与えてくれるだろう。

著名なブランド:シマノ、スラム、カンパニューロ、テクトロ、TRP

タイヤ&チューブ

1 2