ロードバイク入門の最低予算は10万円から?それって本当!?

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「さぁ、ロードバイクを始めよう!! 」と思った時に、初心者のあなたはまず自転車本体の価格を調べるはずです。そして、ロードバイクと言われるスポーツバイクの値段をみて驚かれるのではないでしょうか!?

えっ!!「10万円!…30万円!!…100万円!!!!!

ロードバイクは、ものによっては軽自動車くらい買えてしまうものまで様々なんです。

そこで、ロードバイクを始めるのに最低予算が10万円必要だと聞かされたら「安い!!」と思うのか「高い!!」と思うのかは、この後の記事を読んでいただいてから判断してみてください。

 

ロードバイク本体の価格について

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GIANT CONTEND 2:¥80,000(税抜価格)

本体はコスパも良く性能も品質も良いと定評のある、国内トップシェアを誇るGIANT(ジャイアント)のロードバイクを紹介します。

GIANTのラインナップの中で、一番安く購入できるのがCONTEND 2(コンテンド2)です。価格は8万円(税別)で購入でき、サイクリングから本格的なロングライド、レース、イベントまで幅広く対応してくれる1台です。

また、GIANTはプロチームにも機材提供しているので、初心者の方が購入しても安心できるメーカーです。

 

ロードバイク本体以外に必要なモノ

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ロードバイク本体を購入したから「さぁ走れるぞ!!」と思うかもしれませんが、ロードバイクは身の安全を守る為にも、ロードバイク本体以外に買い揃えないといけない自転車アイテムがあります。

 

ペダル

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MKS(三ヶ島) エムティーエフティー:フラットペダル参考価格:Amazon¥972

ロードバイク本体を購入した際に、ペダルが標準装備で付いているメーカーと、自分で購入しないといけないメーカーがあります。

ペダルが付いていなければ走る事ができませんので、最初にペダルの購入をします。

最初はビンディングペダルという特殊なペダルではなく、フラットペダルと言う初心者向けのペダルをおすすめします。

※ビンディングペダルとは、ペダルとシューズを一緒に固定させることのできる自転車用品です。

 

ベル

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CAT EYE(キャットアイ)ベル参考価格:Amazon¥577

ベルも最初から標準装備しているメーカーと、自分で購入しないといけないメーカーがあるのでベルの取り付けをしましょう。

※ベルの装備は道路交通法54条では、左右の見通しのきかない交差点や山地部の道路、その他曲折が多い道路について道路標識等により指定された区間で、危険回避する為に警音器を使用しないといけないとなっています。ベルの装備は忘れずにしましょう。

 

ヘルメット

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OGK KABUTO(オージーケーカブト) ヘルメット REZZA (レッツァ)参考価格:Amazon¥6,780

ロードバイクは速度が出る乗り物です。

基本、公道を走る乗り物なので自分の身を守る為にもヘルメットを被りましょう。

 

前照灯と尾灯または反射器材の装着

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Blackburn(ブラックバーン) CLICK COMBO FRONT REAR LIGHTS クリック コンボ リアー フロント ライトセット参考価格:Amazon¥2,478

 

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キャプテンスタッグ オッフル シートステイ用リフレクター:参考価格Amazon¥960

前照灯(フロントライト)、尾灯(リアライト)または反射器材の装着は必ずしましょう。こちらも道路交通法で定められている為、自分の身の安全を守る為と自分の存在を知らせ為にも大きな役割があります。

 

鍵は最低でも違うタイプのものが2つあると安心

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ABUS(アブス) 1500/60:参考価格Amazon¥2041

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Winkeyes® 自転車ロックダイヤル式ワイヤーロック:参考価格Amazon¥2000

ロードバイク と言われるスポーツバイクには鍵が付いていないので、別で購入します。基本、5分以内で目の行き届く範囲での駐車をする場合なら簡易的なワイヤーロックでもいいですが、あまり長い時間離れると盗難のリスクも高くなります。その場合、鍵も2つ以上取り付けて尚且つ頑丈で高価な物になってきます。なるべくなら離れないようにしましょう。

 

サイクルグローブ

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(パールイズミ)PEARL IZUMI 22 スリップオングローブ:参考価格 Amazon¥2,273

ロードバイクのハンドルは、ドロップハンドルという特殊な形状になっています。普段、使い慣れていない事から路面から伝わる振動で腕が疲れたり、バイクコントロールに大きな影響を及ぼす可能性があります。最初の段階に購入しておくといいです。

 

ボトルケージとドリンクボトル

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MINOURA(ミノウラ) ボトルケージ:参考価格¥895

ロードバイクは想像以上に遠くまで走ることができます。気が付かないうちに脱水症状に陥っている事もあります。

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モンベル(mont‐bell) プルトップアクティブボトル0.7L:参考価格 Amazon¥712

特に初心者の方は、冬場でも夏場でもこまめに水分補給ができるようにボトルケージとドリンクボトルを用意しておきましょう。

 

空気入れ

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パナレーサー 空気入れ 楽々ポンプ エアゲージ付 米式/英式/仏式バルブ対応:参考価格 Amazon¥2,613

ロードバイクで使用するチューブのバルブ部分は特殊な為、そのチューブに合う専用の空気入れが必要です。指定されている空気圧に空気を入れる為、空気圧メーターがある空気入れを購入しましょう。

 

サイクリストのエチケットとして用意しておいて欲しいアイテム

 

パンク修理セット

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SCS ETC パンク修理 キット:参考価格Amazon¥2,099

自分でパンク修理できなくても必ずパンク修理セットを持ち歩くようにしましょう。

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2本セット コンチネンタル(Continental): 参考価格Amazon¥1,280

近くに自転車屋さんがあればいいですが、万が一、自分で直さないといけない場合、予備チューブとタイヤレバーを最低2本持っていれば直すことができます。

※自分で直せることが大前提ですが、予備チューブを持っていれば、通りすがりの先輩サイクリストにお声がけさせていただき、教えてもらいながら直すことができます。

 

パンク修理セットなどを入れるサドルバックまたはツール缶があると便利

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TOPEAK(トピーク) Aero Wedge Pack:参考価格 Amazon¥2,332

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SHIMANO(シマノ) ツールボトル ブラック:参考価格 Amazon¥693

サドルバックといった自転車専用の鞄やツール缶と言った収納ケースを用意しておくと便利です。パンク修理セットや予備チューブを入れておいたり、携帯工具などを常備させておく事で万が一のトラブルに備えます。

 

ロードバイクに見えるけどロードバイクじゃないルック車に注意

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ネットで調べると「2、3万円で買えるロードバイク」を発見することがあります。

しかし、見た目はロードバイクそっくりでも性能や製品の品質には大きな違いが潜んでいるのがルック車の特徴です。

※ルック車とは、実際に存在するロードバイクメーカーLOOK(ルック)の事ではなく、英語の「〜見える(look)」からきています。「ロードバイクに”見える”(look)自転車」の意味合いからルック車と呼ばれています。ホームセンターやインターネット上で購入することができ、実際にはルック車の定義はなく記載されていません。ロードバイクに詳しい人が見れば、その違いは一目瞭然ですが、はじめて購入する人はその違いを見極めるのは難しいです。

 

実際に購入して失敗したルック車の恐怖

当時はロードバイクの知識もなく、学生時代にインターネットで3万円で購入したルック車と言われるロードバイクに乗っていた事があります。

短距離の通学で使っていたにも関わらず、半年でクランクが外れ落ち変速が効かなくなるトラブルに巻き込まれました。

メーカー保証もなく近所の自転車屋さんに持っていくも「うちでは修理できません」と言われ、結局、廃棄した事があります。

 

なぜ?自転車屋さんで修理をしてくれなかったのか?

ルック車と言われるスポーツバイクでは、どこのメーカーのパーツを使用しているのか分からないだけでなく、全てのパーツ品質にバラツキがあります。一箇所だけの修理だけでなく、他のパーツも交換しないといけなかったり、パーツ交換しても次どこに不備が出るか分からない為、自転車屋さんでも修理してくれないのが実状です。また、スペアパーツの入手が困難だったり、アフターサービスの保証がないので自分で修理するしかありません。

 

自分の安全・命を守りたいなら最低予算10万円から!!

いかがだったでしょうか!?

ロードバイクを始めるのに最低予算が10万円と聞いて「高い!?」と思ったでしょうか。

もしかして、自分の命を守る為にも「そのくらいはするだろう」と思いませんでしたか?

ロードバイク本体以外にも揃えないといけない自転車用品が多くあり驚いたと思いますが、安全にロードバイクを楽しむ為にも、最低限揃える自転車用品をご紹介させていただきました。

本格的にロードバイクを始めたい、ご自身の安全や命を守りながらロードバイクを楽しみたいと思った方は、スポーツバイク専門での購入、プロチームに機材を提供しているメーカーでの購入をおすすめします。ヘルメットなども安くて品質の悪いコピー品も出回っていますので、専門メーカーでのヘルメット購入をご検討ください。