これまでの主流はキャリパーブレーキ
自転車に一般的に使われているブレーキをキャリパーブレーキと呼びます。キャリパーブレーキの場合、手元のブレーキレバーを握ると、ブレーキシューの黒いゴムがリムを挟み込んでホイールの回転を止めます。このように書くと難しく感じますが、要は普通のシティサイクルのブレーキと同じ仕組みです。
ディスクブレーキの場合は、ハブに取り付けられたディスクローターをブレーキパッドで挟み込んで回転を止めます。ディスクローターは、円盤型をした金属のパーツ。最近は、ディスクブレーキを採用したモデルが多数販売されていますが、キャリパーブレーキと比べてどんな違いがあるのでしょうか。
ディスクブレーキのメリット
制動力UP
ブレーキの効きが良いことが一番のメリットです。キャリパーブレーキはゴムでリムを挟むため、雨の日は滑りやすく効きが悪くなります。その点、ディスクブレーキは、濡れていてもしっかり止まることができます。
ディスクブレーキには、機械式と油圧式の2種類があるのですが、油圧式はブレーレバーを軽く握るだけでしっかりブレーキをかけることができるので、特に手の小さな人や握力の弱い人には嬉しいメリットかもしれません。キャリーパーブレーキと比べ、下り坂でも手が疲れにくいでしょう。
見た目がイケてる
ロードバイクを楽しむ上で、見た目が好きと言うのも大事なポイントです。どんなに素晴らしい性能でも、見た目が好みでなければ乗る気が失せてしまいますよね。ディスクブレーキか否か一目で分かるほど特徴的なため、単純に見た目が好きと言う人もいますし、所有欲を満たしてくれるかもしれません。
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