細くてスタイリッシュ
ロードバイクで一般的に使われるタイヤの幅は、23mmまたは25mm、一般的なシティサイクルのタイヤ幅は3/8インチ(35mm)。わずか1cmの違いですが、シティサイクルと比べると明らかに細く見えスタイリッシュですよね。
細いタイヤの方が転がった時に抵抗が小さく、スピードを出しやすいのですが、細ければ細いほど良いとも一概に言えないようです。その証拠に、これまでは23mmが主流でしたが、最近では25mmのタイヤがポピュラーになってきているよう。
この細さゆえ、道の鉄格子や細い溝にはまることがあるので注意が必要です。
溝がないのでツルツル
ロードバイクのタイヤを間近でみると、シティサイクルと異なり溝がなくツルツルしていることに気がつくはずです。このようなタイヤはスリックタイヤと呼ばれます。
ハイドロプレーニング現象は起きる?
ハイドロプレーニング現象とは、雨の日などにタイヤと路面の間に水が入り込み、ブレーキが効かなくなる現象。このため、自動車やバイクのタイヤには溝が入っており、スリックタイヤを装着しての公道走行は禁止されています。けれど、自転車の場合、溝がなくてもハイドロプレーニング現象は起きないようです。とは言え、濡れた路面で滑らないという訳では無いのでご注意を。
空気圧が違う
シティサイクルの空気圧はロードバイクと比べると1/3以下。ロードバイクのタイヤには高い圧力で空気が注入されるので、その分空気が抜けやすいです。シティサイクルなら、空気を入れるのはせいぜい一月に一度位かもしれませんが、ロードバイクの場合は最低でも週に一回は空気を入れる必要があります。空気圧が低下した状態で道を走るとパンクしやすいので、お気をつけください。
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