宮益坂(みやますざか)
渋谷区1丁目にある距離250m、平均勾配10.2%(Strava統計上)の坂。
かの有名な「渋谷スクランブル交差点」からJRの線路をくぐった先に待ち構える、知名度の高い坂だ。
宮益坂の名前の由来は、坂の途中にある「(宮益)御嶽神社」。江戸時代、この神社にあやかり町名を「渋谷宮益町」に変えたことから、神社が鎮座する本坂を「宮益坂」と命名した。
それ以前は、「富士見坂」と呼ばれていたとか。
ちなみに、御嶽神社の狛犬は日本でも珍しい「日本狼石像」だ。帰り道の安全などを祈願しに、参拝してみてはいかがだろうか。
コース詳細
スタート地点は、スクランブル交差点から青山通り方面へ進み、JRの線路をくぐった直後の「宮益坂下」交差点から。
人・車通りが非常に激しく、道脇に駐車中の車も多いため十分注意の上、走行して欲しい。
信号を渡った最初の登り出し区間は、平均勾配5%と緩やか。
しかし、中間地点に差し掛かると勾配がグンとキツくなる。
序盤の緩やかな地点で加速しておくと、勢いで後半の勾配を乗り越えられるだろう。
だが、登り途中も駐車中の車が多いため、後方から追い抜いてくる車には十分注意しながら、安全優先で挑んでほしい。
フィニッシュは先ほどご紹介した金王坂と交わる「宮益坂上」交差点。
隣り合わせる「金王坂」と一緒に、渋谷の歴史に思いを馳せながら、ぜひ挑戦してみてほしい。
距離 | 250m |
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平均勾配 | 10.2% |
最大勾配 | – |
難易度 | ★☆☆☆☆ |