SCOTTが二輪から七輪へ進出
スイスを本拠とするブランドのSCOTT(スコット)は、二輪事業から発展した新規事業として、七輪事業のシェア獲得を目指す。ラインナップとして『2015 SCOTT 七輪 TEAM ISSUE』と『THE CARBON TECH & CRAFTMAN’s SAUCE SET』の2商品を同時に発表した。
2015 SCOTT 七輪 TEAM ISSUE
SCOTTが長年のロードバイク作りにおいて培い、炭素繊維素材の特性を熟知した職人集団「カーボンエキスパート」により生み出される独自の炭が特徴。カルビ、ロース、ハラミ等のさまざまなサイクリストが好むとされる部位の特性に対し、常に最適な遠赤効果で効果的な焼き上げを実現するという。
“本物”感を追求
曲線を基調に、要所へ直線を配した伝統的なパッケージングによるスタイル。
「一切の妥協を許さないSCOTTの物づくりの証」として刻まれる『SCOTT』のエンブレムとロゴはレーザー刻印によるもの。“本物”を追求したというだけあり、細部の造形にもこだわった仕上りだ。フロントとリアにそれぞれ配される。
ボディスタイリングは、一件クラシカルな佇まいを見せるが、マットな仕上りのボディ表面へ対し、随所にあしらわれたゴールドのメタルパーツが存在感を示し、上品さとアグレッシブさが同居したデザインに仕上がっている。
効率的な排熱技術「S.C.D.T」
ボディ正面にはベンチレーションの為のエアダムが存在感を示しており、カーボンの燃焼効率を高める「S.C.D.T」(Scott Center Duct Technology)という技術が採用されており、ボディ上部への効果的な排熱を促す。
SCOTT JAPANが日本人の好む焼肉スタイルを追求した結果生まれたという焼きスペースは、一枚一枚の肉を丁寧に焼き上げる一枚集中型となっている。レース会場などでも存在感をアピールする、専用ロゴ入りボックスがセットとなる。
2015 SCOTT 七輪 TEAM ISSUE
SCT-0401.1
¥8,500+消費税
パフォーマンスを最大化するオプションセット
『2015 SCOTT 七輪 TEAM ISSUE』のパフォーマンスを最大限発揮するためにオプションとして用意されるのが『THE CARBON TECH & CRAFTMAN’s SAUCE SET』である。
SCOTTの七輪事業において主軸とされるのが、カーボンテクノロジーである。『THE CARBON TECH』は着火からピークパワーまで全域において発揮されるエネルギーを計算し、網へ乗せられる肉へ対し上質な遠赤外線パワーをロス無く伝達するという。
さらに全開域におけるパフォーマンスのアクセントとなるのが『CRAFTMAN’s SAUCE』。“量より質へ拘る”というSCOTTは、あえて近年の流行である減塩醤油ではなく、本醸造の薫り高い醤油が供される。
2015 SCOTT 七輪 TEAM ISSUEのパフォーマンスを最大化する『THE CARBON TECH & CRAFTMAN’s SAUCE SET』のセット価格は4500円(消費税別)。
市販化が待ち望まれる仕上り
『2015 SCOTT 七輪 TEAM ISSUE』は発売時期未定とされているが、SCOTT七輪事業のファーストプロダクトとして市販化が待ち望まれる仕上りと言えよう。着火から最大燃焼域まで全域で発揮されるパワーは、あらゆるレベルのサイクリングスキルへ対し、懐の深いパフォーマンスを見せてくれそうだ。
デザイン的な仕上がりの良さと、パッケージングの良さ、そして焼き肉がオーナーへもたらす幸福感。全てにおいて所有欲を満たす、モノとして愛でられる“本物”のプロダクトだ。
もちろん、エイプリルフールネタでした
以上、自転車ブランドSCOTTジャパンのエイプリルフールフールネタでした。念のため申し添えますが、全てウソです。しかし、SCOTTのロゴがレーザー刻印された七輪はSCOTTのファンならば欲しい人もいそうですね。
4/1現在、SCOTTジャパンのオフィシャルサイトへ訪れると、トップページもエイプリルフール仕様となっています。恐らく本日4/1限定なので、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
オリジナルカーボンヘッドキャップがもらえる!
なお、「エイプリルフールの嘘の七輪事業記事で唖然とさせてしまったお詫びの印に」という事で、SCOTT JAPANが出展するイベント会場のブースでスタッフに「カーボン 肉スパート!」の合言葉を伝えると、SCOTTバイクユーザーへ非売品のSCRC(SCOTT CARBON & RACING CLUB)オリジナルカーボンヘッドキャップがプレゼントされるそうです。
7Wheel(輪)/ SCOTT 2015追加モデルを緊急発表!
http://www.scott-japan.com/news/node/1775