デンマークのオンライン・トレーディングと投資を専門とする、グローバル投資銀行『サクソバンク』のCEOであるラース・セイア・クリステンセンは、リース監督の解任騒動に伴い噂されていた『ティンコフ・サクソ』へのスポンサー契約打ち切りを否定する旨を自身のFacebookページで発表した。
Lars Seier Christensen urges patience with Tinkov’s new strategy
シーズン中のスポンサー打ち切りは否定
先日正式にリース監督の解任を発表され、チームへのスポンサードがリース監督との親しい関係性によるものであった事から、騒動の影響からサクソバンクがスポンサー契約を終了するのではと噂されていたが、サクソバンクのCEOラース・セイア・クリステンセン氏は「この様な噂がどうして立つのかがわからない」と発言。2016年以降の契約に関しては秋以降に発表するとしたものの、シーズン中のスポンサー降板は否定された。
共同スポンサーのオレグ・ティンコフ氏もTwitterで発言
また、共同スポンサーであるロシア人富豪のオレグ・ティンコフ氏も自身のTwitter上で「この件に関しては私よりジャーナリスト達の方が詳しいでしょう。サクソバンクとの共同スポンサーは誇らしいものであり、これからも協調していきます。」と発言している。
ティンコフ・サクソ監督解任騒動の補足
ティンコフ=サクソ(Tinkoff-Saxo)はロシアを拠点とするUCIプロチームであり、アルベルト・コンタドール(スペイン)、ペーター・サガン(スロバキア)といったスター選手を擁する。3月29日、チームを旧体制から脱却させるためにビャルネ・リース監督の解任を発表していた。