Bianchi(ビアンキ)のチェレステカラーにまつわる3つの仮説

仮説3:職人がミラノの空の色を見て決める

3つめの説は、1つめの説と共によく語られる「ビアンキの職人が毎年、ミラノの空の色を見て決める」というものです。様々な所で語られる説なのですが、Bicyclingの記事中、ビアンキUSA副社長David Reed氏へのインタビューにおいて

Years have gone by and the stories get more glorified and less truthful.
(長い歴史の中で、真実は失われ、話は美化されていきます)

via http://www.bicycling.com/news/featured-stories/whats-story-behind-bianchis-signature-color

と語られており、本当の理由は社内でも既に謎とされている様。

ビアンキの職人が毎年色を決めているのなら、ビアンキUSA副社長もはっきりとこの点について触れるはずなので、もしかすると、この説は本当の由来では無いのかも…?

ただし、毎年チェレステの色味が変わるのは本当なため、この説も捨てがたいものです。ビアンキUSA副社長が名言さえしてくれれば…!

敢えてチェレステの秘密を謎のままにしておくという、ブランディング的な思惑かもしれません。

チェレステカラーの真実はどれ?

いずれの仮説が真実であろうとも、ビアンキの素晴らしい自転車の歴史と共にチェレステは世界中で愛され今日へ至っているという事が、紛れも無い事実。

伝説を持つストーリーはいずれもロマンチックで、モノを買うという行為は、そのストーリーをセットで買う事と等しい場合があります。「○○で勝利を飾った」「○○が愛した」というプロダクトにまつわるストーリーは、私達の所有欲を満たしてくれるスパイスとして欠かせないものですからね。