これまでインターマックスが輸入を行っていたドイツのレーシングカーボンホイールブランド『LightWeight(ライトウェイト)』が、2015年4月8日より、『カンパニョーロ』『チネリ』『タイム』等も扱う株式会社ポディウムが、独占的に日本の輸入代理店を務める事が発表されました。
これに伴い、LightWeightのホイールは商品名の日本語読みが変更されます。最も大きなトピックスは、日本での販売価格が、なんと20万円前後の値下げ行なわれるという事!
関連記事:LightWeightホイール新旧価格の比較表(2015/4/12更新)
最も高額なモデル『フェルンヴィーグCL(旧名:フェーンウィグ)』は98.7万円→73万円と、25.7万円の値下げ。
最下限の価格となる『オートバーン VR(旧名:アウトバーン)』で、46.7万円→34万円の12.7万円の値下げです。
円安の影響から、ほとんどが輸入品となるロードバイク界において、ここまでの大幅値下げは近年珍しいニュースですね。
ホイールの王様『LightWeight』ホイールとは
LightWeight(ライトウェイト)のホイールはブランド名が示す通り、超軽量な事で有名です。
フラッグシップモデルの「MEILENSTEIN OBERMAYER(マイレンシュタイン オーバーマイヤー)」は、スポーク・リムなど全てのパーツがカーボンで作られており、カーボンの積層を部分によって変えることで、剛性の確保と軽量化を図っています。ディープリムのホイールは重くなりがちですが、リム高47.5mmながら、前後セット重量935gの超軽量を実現。
ZIPP 303との重量比較
アメリカのホイールメーカー『ZIPP(ジップ)』の『ZIPP 303 Firecrest® Tubular』はリム高45mmで、前後セット重量1335gと比較すると、リムハイトが2.5mm高いにも関わらず重量差は400gもあり、LightWeightのブランド名は伊達じゃない事がわかります。
ただし、軽量であれば、それだけカーボンの肉厚が薄くデリケートになるため、耐久性も求めるならば単純に重量が軽ければ良いというモノでも無いことを付け加えておきます。
LightWeightはスペックだけでなく、価格も超ハイエンドです。
ZIPP 303 Firecrest® Tubularがwiggleで現在、285,343円で販売されている(2015年4月11日現在)のに対し、インターマックスが取扱時代の価格で878,000円。ポディウム取り扱いとなり大幅値下げとなるものの、税抜き660,000円と、やはりハイエンドホイールという事には変わりがありません。
値下げ後の価格は海外通販と、ほぼ同じに
CarbonSports社の販売方針の一つとして、「世界統一価格」があるとの事。実際に海外のイギリスの通販サイトで『MEILENSTEIN OBERMAYER』の価格を調べてみましたが、3,749ポンド(約66万円)であり、ポディウムが発表した新価格と同じです。
これから、LightWeightのホイールを購入しようと思った場合、海外通販の方が安いかも…という心配は無くなるという事ですね。今はインターネットを通じ、海外ではいくらで売られているのか?が簡単にわかってしまうため、世界共通の同じ価格で購入出来るようになるという事は、我々消費者にとっては喜ばしい事です。
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