シマノのロードバイクコンポーネントでは中級グレードとして位置付けられる105を搭載したカーボンフレームの完成車は軒並み20万円〜30万円台なのですが、セール価格が付けられた車体ならアルミフレーム並みの価格、20万円以下で買えてしまうのです。
これからロードバイクを始めようという初心者の方は、10万円台で買えるアルミフレームの105完成車を検討されている方も多いのでは?
しかし、アルミフレームと同予算で2015年モデルのカーボンフレームが手に入るのならば、このチャンスを逃す手はありません!
Ridley Fenix C30
ベルギーのメーカーRIDLEY(リドレー)のエンデュランス系ロードバイクFENIX C30が、イギリスの通販サイト『wiggle(ウィグル)』にて、定価 226,461円のところ、181,169円のセール価格になっています。
FENIX C30は日本以外の国で販売される完成車で、本国のサイトではしっかりとラインナップされるモデルです。RIDLEY FENIXの日本正規導入モデルとは若干構成パーツが異なります。
構成が異なるパーツは、ブレーキキャリパーが105ではなく『BR-R561』というティアグラグレードに近いもの(ブレーキシューは105と互換性あり)になっている事、クランクセットも105の4アームではなく5アームの『FC-RS500』になります。ホイールは日本正規導入版だと『Shimano WH-RS10』ですが、C30はフルクラムの『Racing Sport』という完成車用ホイールが装着されます。
ロングライドに最適なFENIXに、リア11速の105が付いて10万円台で買えるというのはかなりお得ですね。日本で正規販売されているFENIXの105完成車は定価が269,000円ですので、約9万円の差額は若干下のグレードになっている構成パーツ分を差し引いても、十分にお釣りが来ます。
また、同じフレームでコンポーネントがアルテグラ仕様のFenix C10も、253,637円のプライスが付けれており、こちらも中々そそられます。
FUJI SST 2.3
名前はFUJI(フジ)だけど、アメリカのメーカー。ミドルグレードのカーボンロード『SST』の105搭載完成車が、Y’s Road赤坂店で、定価260,000円のところ、195,000円(税別)の特価が付けられています。
しかも、サイズは52、54、56と人気の高い所が揃っています。
パーツ構成は先にご紹介したRIDLEY FENIX C30と近く、ブレーキが 『BR-R561』な事と、クランクが『Oval Concepts 520, forged 6066 arms, 52/36T』。105の4アームはデザインがあまり好きじゃない…という人に5アームクランクは人気が高いので、この構成はなかなか良いかもしれません。
FUJI SSTは、マットブラックにシトラスの差し色がなかなかオシャレ。電動コンポーネント対応のフレームなので、将来的にコンポを105からDi2へアップグレードする事も可能です。