初心者向けロードバイクのコンポーネントとして定番のシマノ製『Claris(クラリス)』を搭載したクロモリ(鉄)フレームのロードバイク『ITAL SPORT(イタルスポーツ)』が、日本で初めて国産の自転車を製造したミヤタサイクルから発売された。
MIYATA ITAL SPORTの概要
ハイエンドモデルにも採用されるSSTB チューブを使用
ミヤタサイクルのハイエンドロードバイクブランド『MIYATA SPORT』の中でも、日本の職人が手作業で作り上げる『HandMade in Japan』シリーズで採用される「SSTB(Spiral Spline Triple Butted)クロモリチューブ」が、この『ITAL SPORT』にも使われている。
「SSTBクロモリチューブ」とは、フレームパイプ内の肉厚を3段階変化させ、内側に螺旋状の内部補強リブが施されたミヤタ独自の技術。重量を抑えながら、剛性と耐久性が高められている。
カーボン製のフロントフォーク
クラシカルな外観とは裏腹に、近代的なロードバイク同様にフロントフォークへカーボンを使用している。これにより、路面から腕に伝わる衝撃が緩和され、快適な乗り心地に貢献をしている。
16速(前2段×後8段)のシマノ・クラリスを搭載
ロードバイク用のコンポーネント(変速機など主要なパーツ群)として、ほぼ一強とも言えるShimano(シマノ)のロードバイク向けコンポーネントシリーズ。『ITAL SPORT』にはエントリーグレードのShimano Claris(シマノ・クラリス)が搭載される。リア8段、フロント2段の組み合わせで16段変速。
ロードバイクの特徴とも言えるドロップハンドルに、シフト操作、ブレーキ操作が行えるSTIレバーを搭載。レース向け車種と同様にハンドルから手を離さずに素早い操作を行なうことができる。
快適な乗り心地の700×25Cタイヤ
ロードバイクでは一般的な幅の23Cではなく、『ITAL SPORT』にはやや幅広の25Cタイヤが装着される。これにより、マイルドな乗り味と共に、段差や溝へハマってしまう心配が軽減される。
レトロな外観とは裏腹の近代的で快適なクロモリロードバイク
販売価格は税抜97,222円、税込み105,000円。
サイズラインナップは155cm~184cmまで用意され、標準的な日本人の男女体型をほぼカバーする5種類のサイズが用意される。
重量も52cmサイズでも10.1kgと、本格的なレース用クロモリロードバイクとしては標準的な重量であり、『ITAL SPORT』はレースでの使用も可能な基本性能の高さを持った一台である事が伺える。
発売予定日は5月10日。
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ITAL SPORTイタルスポーツ製品ページ
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