5月10日に行なわれた『ジロ・デ・イタリア』第2ステージで30名が巻き込まれる集団落車が発生。その原因は観客が自転車でコース内へ飛び出した事が原因の様だ。
『ジロ・デ・イタリア』は、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャと並ぶ「グランツール」の一つであり、世界最高峰の国際ロードレース。
30人の選手が巻き込まれた集団落車事故
ジェノヴァ市街、ゴール手前約10kmの地点で多数の選手を巻き込む大集団落車が発生。この事故の要因は観客がコースへ飛び込んだものであったとの事。その証拠シーンは公式の中継カメラでは捉えられていなかったが、観客のカメラが飛び込むシーンをカメラに捉えていた。
コース脇から自転車で大集団へ飛び込む観客の映像
高速で通過する大集団(プロトン)の先頭へ向かい、歩道から自転車で飛び込む観客が見て取れる。集団へ自分も加わろうとしたのだろうか、非常に危険な行為である。
この集団落車事故には30名の選手が巻き込まれ、それ以上に、優勝候補のドメニコ・ポッツォヴィーヴォ (AG2R・ラ・モンディアル)を含む多くの選手が勝利争いから外れる要因ともなった。
アラファチも怒りを露わに
エウジェニオ・アラファチ(トレック・ファクトリー・レーシング)は自身のツイッターでも怒りを露わにしている。
Se becco quella testa di cazzo che ha avuto la brillante idea di buttarsi in gruppo con la fixbike a 10km dall arrivo facendoci cadere….😠😠
— eugenio alafaci (@EugenioAlafaci) 2015, 5月 10
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