2016年1月15日〜17日に幕張メッセで開催された世界最大級のカスタムカーイベント『東京オートサロン2016』。来場者数は約33万人と過去最高を記録し大いに盛り上がりました。
オートサロンってクルマのイベントでしょ?と言うなかれ。「軽さは正義」「カーボン最高」という点ではロードバイクと共通項が多いのです。それに、ロードバイク乗りの方はクルマ好きが多い気もします。実際にオートサロンへ足を運ばれた方も多いのでは?
さて、そんなクルマのイベントながらもロードバイクに関連する展示車両もありましたのでご紹介します。
ミラコラーレ マセラティ ギブリ
マセラティ乗りなら知らぬ人がいない超有名店。果ては沖縄からミラコラーレへクルマを預けに来る方もいる程です。そして、何を隠そう磯子のロードバイクショップ「Pedalist(ペダリスト)」はこのミラコラーレさんが経営しているのです。
関連記事:横浜市磯子区、トレーニング施設併設のロードバイク専門店『ペダリスト』
ランボルギーニなどスーパーカーが多数並ぶエリアに、ニョキッと屋根からロードバイクを生やしていたのは、ミラコラーレのデモカー『マセラティ ギブリ』。
スタジオ・ジブリと同じく、地中海から吹く風の名前を由来に持つギブリは、イタリアのスーパーカーメーカー『マセラティ』製の高級スポーツセダンです。スーパーカー世代ならば、ボーラ、メラクといった名車をご存知の方も多いはず。
ドライカーボン製BERTOCCHIのエアロパーツ、グリルやエンブレム類のブラックアウト化で、上品なスポーティーさを演出しています。
そのルーフへ鎮座するのはイタリアMILANI製のカーボンロードバイク『Maserati Veloce』。なんちゃってのコラボモノなどではなく、正真正銘のマセラティ ロードバイクです。
日本国内にはコレ含め10台以下しか無いと言われている激レアモデル。マセラティの名に恥じぬ本気使用のカーボンロードバイクです。ギブリの様なスポーティーセダンのルーフにカーボンロードバイクを載せるスタイル、すごく好きです。
ミラコラーレ公式サイト:東京オートサロン2016 来場御礼
ロードバイクで輪行+車中泊が出来る軽自動車キャンピングカー
スズキ エブリィの日産OEM版『NV100』をベースにするというマニアックなこちらのクルマ。その名も『Tumerunder(ツメルンダー)』。こういうネーミングセンス、好きです。
コンセプトは「3人乗りで3人眠れて、自転車も積める」との事で、ロードバイクを引き出し式に積むことができ、そのまま作業台としても使えます。遠征レースなどで便利そうですね。
機材車としてハイエースなどの普通車を所有するよりも、軽自動車ならば車庫証明が不要ですし維持費も安い。ちょっと気になる存在です。