ハンドルバー破損の事象により、キャニオン(Canyon)が2021年モデル「エアロードCFR ディスク」と「エアロードCF SLX ディスク」の使用停止を呼びかけ

ハンドル破損による呼びかけ

ドイツの総合自転車メーカー「キャニオン(Canyon)」が、3月2日ベルギーで開催されたクラシックレース「ル・サミン」において、同メーカーのバイクを使用する選手のハンドルバーの一部がレース中に破損する事象が発生。

これにより、キャニオンは2021年モデルの「新型エアロードCFR ディスク(Aeroad CFR Disc)」と「エアロードCF SLX ディスク(Aeroad CF SLX Disc)」の使用停止を呼びかけている。

一部エアロードの使用停止を

これを受けてキャニオンの開発部門と品質管理部門の専門家は、今回の破損の原因解明するための分析とテストを行なった。本件と同じコクピット(CP0018とCP0015)を使用しているバイクは、「新型エアロードCFR ディスク」と「新型エアロードCF SLX ディスク」のみに搭載されている。

また、新型の「エアロードCF SL ディスク(Aeroad CF SL Disc)」には別のコクピット(CP10)が搭載されているため、今回の問題で影響を受けることはないとのことだ。

キャニオン創業者のローマン・アーノルド氏は

「マチューは幸いにも落車しませんでした。我々はすべてのライダーの安全を守るために、根本的な原因が完全に解明されるまで、誰一人として危険な目に遭うことを無くす必要があります。キャニオンはしたがって、本件と同じコクピットを使用するすべてのエアロードの顧客に通知を行い、当面の間バイクの使用を停止するように求めております」と述べている。

また、キャニオンのバイクを使用するすべてのプロチームが代替バイクに切り替えることも決定している。さらなる通知があるまで、選手たちは前世代のエアロード、もしくは現行のアルティメットシリーズを使用するとのことだ。

使用停止対象バイク

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©︎キャニオンジャパン

・新型エアロード CFR ディスク(R065)コクピット(CP0018とCP0015)
・新型エアロード CF SLX ディスク(R081)コクピット(CP0018とCP0015)

問い合わせ:キャニオンジャパン