“グラベルロード”って?
グラベルロードとは、泥道や砂利道などの未舗装道路を走れるロードバイクのことで、ヨーロッパや北米中心で人気急上昇中だ。長距離向けで乗りやすさを重視したモデルが多いため、通勤や街乗りなど幅広い使い方ができる。
高性能かつ多用途で”遊べる”グラベルロードバイク「Checkpoint」
Checkpoint は、トレックの Crockett や Boone シクロクロスバイクの改良版ではなく、いちから設計がされ、新たなジオメトリーを開発、舗装路やダート(泥や土、ほこり)、さらに過酷な悪路での長距離ライドに耐えられる高品質パーツと組み合わせられている。
Checkpointは、グラベルのみならず舗装路でも十分な性能を発揮するため、これ一台で平日や休日のあらゆるシーンで活躍できるという。
モデルは全3種、カーボンフレームのSL5、アルミフレームのALR5、ALR4となっている。
特徴その1.グラベル専用ジオメトリー
Checkpointが誇る特徴の1つは、そのユニークなグラベル専用ジオメトリー。これは、長距離ライドや荒れた路面で快適かつ、多くのグラベルライダーが求める速さや機敏な走りを余裕で実現できるものになっている。
特徴その2.高性能で信頼できるテクノロジー
SLモデル(カーボン)には、DomaneやBooneに搭載されているリアIsoSpeedテクノロジーが採用されている。IsoSpeedは、険しい路面からの不快感と疲労を生む振動を最小限に抑え、快適で効率良く、長い距離を力強く走られるようにする。また、カーボンシートマストキャップやフレームを飛び石などから守るCarbon Armorを搭載、シングルスピードや電動ドライブトレインへの載せ替えも簡単だという。
特徴その3.カスタムの幅が広い
CheckpointはCrockettやStacheと同様、Stranglehold ドロップアウトを採用し、ライドの内容に応じてジオメトリーやギア比を変更できる。例えば、最長にセットすると長距離ライドやバイクパッキングに適した安定性が得られ、ホイールベースを短めにセットするとグラベルレースに適した機敏さと優れた応答性を実現した。また、シングルスピード化も素早く簡単にできる。
タイヤ幅も自由度が高い。標準装備は35mm幅のタイヤだが、砂利道を含む舗装路を走る場合は固くて速い28mmを、轍や岩でいっぱいの道はノブありの45mm幅に変えられる。このように、さまざまなタイヤ幅に対応できるため、ライダーの好みを実現しやすくできるよう仕上がっている。
マウントの多さも目を惹く。マウントにはウォーターボトル3本 (サイズ56cm以上) 、または低めの位置に2本とフレームバッグを取り付けらる。ダウンチューブ裏側には、さらにもう1本のボトルが取り付け可能だ。
さらに、フォークマウントにはトレック720 フォークラックなどのラックを取り付けられる。
リアラックマウントを使えば、さらに多くの荷物を載せられ、隠れたフェンダーマウントが悪天候での泥や水撥ねを防ぐ。SLモデルはトップチューブマウントを採用し、ライドの必需品を出し入れしやすいバッグも簡単に取り付けが可能になっている。
【Checkpoint SL5】
■カラー:Gravel
■価格:297,000円(税抜)
■主なスペック:
•500 OCLV カーボンフレーム
•カーボンフォーク
•リアIsoSpeed
•アシンメトリーチェーンステイ
•フルシマノ105
•フラットマウント油圧ディスクブレーキ
•Bontrager TLR ホイール
•45cまでのタイヤクリアランス
•Schwalbe TL-Easy G-One 35c グラベルタイヤ
【Checkpoint ALR5】
■カラー:Solid Charcoal
■価格:213,000円(税抜)
■主なスペック:
•300シリーズアルミフレーム
•カーボンフォーク
•フルシマノ105
•フラットマウント油圧ディスクブレーキ
•Bontrager TLR ホイール
•45cまでのタイヤクリアランス
•Schwalbe G-One 35c グラベルタイヤ
【Checkpoint ALR4】
■カラー:Matte Trek Black
■価格:185,000円(税抜)
■主なスペック:
•300シリーズアルミフレーム
•カーボンフォーク
•フルシマノティアグラ
•フラットマウント油圧ディスクブレーキ
•Bontrager TLR ホイール
•45cまでのタイヤクリアランス
•Schwalbe G-One 35c グラベルタイヤ