「流れる」の名前をもつ新作エアロロードバイク「RERE」
第2作目となるRERE(レレ)は、マオリ語で「流れる」を意味する。風がきれいに流れるバイクとして空洞実験を繰り返し、その開発に18ヶ月が費やされ誕生した。
CHAPTER 2のデザインコンセプトには必ず、ニュージランド先住民である「マオリ族」が使っていた言葉や「マオリの文様」を採用しており、それぞれ海、山、風を現している。
CHAPTER 2に使われているイメージカラーのグリーンは、ニュージランドで有名なグリーンストーンといわれる海の色だ。母国を愛し尊敬しているマイク・プライド氏の思いやこだわりが表れている。
空洞実験により空気抵抗を追求
1作目のTEREはオールラウンダーバイクとして「軽量」「剛性」「エアロ」のバランスをとるのにカムテール形状を採用していたが、今回のREREは徹底して空気抵抗を減らすためにエアロ形状を採用。
オークランド大学で繰り返し風洞実験を行い、向かい風の中で最大18%程の空気抵抗軽減にも成功している。
【実験模様の動画】
REREのフォーククラウンの形状は、ヘッドチューブとダウンチューブに合流して全体の空力持続性を改善するように設計されている。空気力学的に成形されたフォークは、風を切り走行することが可能になる。