自転車王国として有名なベルギーを代表するブランドの一つであるRIDLEY(リドレー)。1990年創業と、その歴史は比較的新しいものの、UCIワールドチームのロット・ソウダルに機材提供を行なうなど、ロードバイクの性能の高さはお墨付き。
さて、そんなRIDLEYの2018年モデルが公式サイトに掲載されましたが、今回はその中から唯一完成車として販売されているFENIX(フェニックス) Cをご紹介します。
FENIX SLと同じフレーム形状なのにお手頃価格
上位機種であるFENIX SLのテクノロジーを受け継ぎながらも、お手頃な価格設定の新しいエンディランスロードが今回発売されたFENIX Cです。
その秘密は、使用するカーボンのトン数(FENIX SLは30. 24 ton HM Carbon)とレイアップを変更したこと。とはいえ、フレーム剛性はFENIX SLとほぼ同等。また、採用されているテーパード形状のヘッドチューブとダイヤモンドシェーブ・ダウンチューブは、ライダーのパワーを余すことなく推進力に変えてくれます。シートポストは27.2mm、適度なしなりを生むので路面からの突き上げや振動の緩和に一役買ってくれます。
タイヤは、最大28~30mm幅まで使用可能。さらに、FENIX Cはコンポーネントにシマノ105を採用。それでいて、完成車価格は260,000円(税抜)です。FENIX SLのフレームセット価格が228,000円(税抜)であることを考えると、コストパフォーマンスとスペックを高い次元で両立させた1台と言えるでしょう。
FENIX C
フレーム | 24 ton HM Carbon |
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メインコンポーネント | Shimano 105 |
カラー | JP18-03As JP18-04As |
サイズ | XXS、XS、S、M |
価格 | 260,000円(税抜) |