80〜90万円台で高速ライドを！おすすめエアロロード Vol.3 ／ 2022年ロードバイク電動コンポ搭載

より高速を求める者には「エアロ」を！

カーボンフレームの開発技術が向上したことで、様々な用途に対応したロードバイクが登場してきた。

2022年現在では主に、空力に優れた「エアロモデル」、登り坂に優れた「軽量・クライミングモデル」、バランスの良い「オールラウンドモデル」、太めのタイヤが履けたり快適性を重視した「エンデュランスモデル」などの分類ができる。

今回は、上記の分類の中でもエアロ（空力）性能・高速走行に長けた「エアロロード」をご紹介。近未来的で、レーシングマシン感の強いフォルムが特徴的だ。

そんなエアロモデルの中でも、最新のテクノロジーを駆使し、より速い高速巡航を可能にするバイクをお探しの方に向けて、「80〜90万円台」のおすすめハイエンドモデルをまとめてみた。

「最新ハイエンドモデル」となると、200万円近いモデルも販売されている、エアロロード市場。

しかし今回ご紹介するのは、どれも電動式コンポーネントや、空力性能（エアロ）を最大限に高めるための専用パーツを装備した、コスパに優れたモデルたちだ。

「高速」を追求する方には、ぜひご参考にしていただきたい。

トライラスロン用のバイクも生産し高い支持を得るなど、エアロ性能に精通したドイツの自転車ブランド『FELT（フェルト）』。

エアロロードのパイオニアという地位を確立してきたFELTが誇るARシリーズの最新・最上位モデル「AR Ultimate」。

本モデルは、そのセカンドグレード「AR Advanced」をアルテグラ Di2（電動11速）で組み上げた1台。

ウルトラハイモジュラスカーボンが除かれ、「AR Ultimate」と比較すると580gほど重量面で劣っている。

しかしその分、シリーズトップクラスの剛性を誇り、ペダルに加わるパワーを最大限スピードへと変換してくれる。スプリントなどでは随一の加速力を誇る。

その他、「AR Ultimate」同様のフレーム形状による、優れた空力性能も大きなアドバンテージに。

シートチューブなどにはカムテール形状を採用し、後輪を包み込むような形状となっている。

そしてBB周りにも特徴的な設計が目立つ。

チェーンステーがBB横から水平方向に張り出した形状となっており、ライダーの足・クランクの動きを含めた上で、空力性の向上が図られている。

さらにこの特殊な形状により、BB周辺の剛性が高められ、ペダリングのパワーをより効率的にスピードへと変換してくれる。

ペダリングから加速への素早い反応性、そして加速したスピードを維持するための優れた空力性能。それらを極限まで高めた1台だ。

【完成車】

『FELT』についてはこちら！

参照：RITEWAY

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