SPECIALIZED(スペシャライズド)

S-WORKS TARMAC SL7

2022 SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7

アメリカの大手自転車総合ブランド『SPECIALIZED』。そのトップレーシングモデルである「S-WORKS」シリーズからラインナップしているのがこの「S-WORKS TARMAC SL7」だ。

2022 SPECIALIZED Tarmac SL7 Quick-Step Alpha Vinyl

本モデルは、UCIワールドチームの「Quick-Step Alpha Vinyl」「BORA – hansgrohe」、そしてUCIプロチームの「Team TotalEnergies」の3チームに供給されているモデル。

2022 SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7

それぞのチームには本モデルとともに、「S-WORKS ROUBAIX」というモデルも供給されている。しかし、このROUBAIXは振動吸収性に優れたモデルであり、石畳区間が多い春のクラシックシーズを終えると、ほとんどレースではこのTARMACのみが使用されるようになる。

2022 SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7

それは、「S-WORKS TARMAC SL7」があらゆる地形に対応し得る”オールランダー”であるからに違いない。

この2022年モデルの発表に際して、スペシャライズドが「エアロ性能か軽さのどちらかを犠牲にする時代はもう終わった」と公言しているほど、自社の真骨頂とするエアロ性能だけでなく軽量化など、トータル的な性能にも力を入れたモデルなのだ。

2022 SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7

スペシャライズドが公言する通り、”オールラウンダー”に生まれ変わったことで、エアロ(空力)性能が犠牲になった訳ではない。自社風洞施設による実験開発により、距離40kmの走行で「SL6」よりも40秒も速いタイムを記録しており、スペシャライズド史上最速の「ターマック」に仕上がっている。

2022 SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7

実証された最先端のエアロ性能に加え、UCIの重量制限ギリギリの軽量さや、剛性、操縦性能なども同時に向上。

空力性でアドバンテージをもたらすカムテール形状を用いて、無駄を省き軽量化も実現。*オフセットされたシートステーと、下部に向かうにつれて細く変形するシートチューブは乱気流の発生を抑制し、空力を高めている。

2022 SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7

また、このオフセットされたシートステーと下部が細く変形したシートチューブは、後方に向かってわずかにスロープさせた扁平ぎみのトップチューブとともに、振動吸収性を高め、快適で疲れにくいライドを演出してくれる。

2022 SPECIALIZED Tarmac SL7 Team TotalEnergies

そうした設計は、自社がバイク供給を行うプロチームの選手たちによるフィードバックや、業界最高峰の技術を持つエンジニアたちによって実現されたもの。まさに全てのプロセス・全ての性能において、妥協を許さない精神の産物。それが「S-WROKS TARMAC SL7」だ。

【完成車】

  • メーカー:SPECIALIZED(スペシャライズド)
  • モデル名:S-WORKS Tarmac SL7 Shimano Dura-Ace Di2
  • カラー:Red Tint – Metallic White Silver – Stain Black
  • サイズ:44 / 49 / 52 / 54 / 56 / 58
  • コンポーネント:
    SHIMANO Dura-Ace Di2 R9200(電動12速)
  • ホイール:Roval Rapide CLX
  • 重量:-kg
  •  参考価格:¥1,650,000
『SPECIALIZED(スペシャライズド)』2022年モデルはこちら!

参照:SPECIALIZED

1. Cannondale・¥1,320,000
2. SPECIALIZED・¥1,650,000
3. FACTOR・¥726,000(Frame Setのみ)

『FACTOR(ファクター)』
F1譲りの空力製 × 軽量性 × デザイン性

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