SPECIALIZED(スペシャライズド)
S-WORKS TARMAC SL7
アメリカの大手自転車総合ブランド『SPECIALIZED』。そのトップレーシングモデルである「S-WORKS」シリーズからラインナップしているのがこの「S-WORKS TARMAC SL7」だ。
本モデルは、UCIワールドチームの「Quick-Step Alpha Vinyl」「BORA – hansgrohe」、そしてUCIプロチームの「Team TotalEnergies」の3チームに供給されているモデル。
それぞのチームには本モデルとともに、「S-WORKS ROUBAIX」というモデルも供給されている。しかし、このROUBAIXは振動吸収性に優れたモデルであり、石畳区間が多い春のクラシックシーズを終えると、ほとんどレースではこのTARMACのみが使用されるようになる。
それは、「S-WORKS TARMAC SL7」があらゆる地形に対応し得る”オールランダー”であるからに違いない。
この2022年モデルの発表に際して、スペシャライズドが「エアロ性能か軽さのどちらかを犠牲にする時代はもう終わった」と公言しているほど、自社の真骨頂とするエアロ性能だけでなく軽量化など、トータル的な性能にも力を入れたモデルなのだ。
スペシャライズドが公言する通り、”オールラウンダー”に生まれ変わったことで、エアロ(空力)性能が犠牲になった訳ではない。自社風洞施設による実験開発により、距離40kmの走行で「SL6」よりも40秒も速いタイムを記録しており、スペシャライズド史上最速の「ターマック」に仕上がっている。
実証された最先端のエアロ性能に加え、UCIの重量制限ギリギリの軽量さや、剛性、操縦性能なども同時に向上。
空力性でアドバンテージをもたらすカムテール形状を用いて、無駄を省き軽量化も実現。*オフセットされたシートステーと、下部に向かうにつれて細く変形するシートチューブは乱気流の発生を抑制し、空力を高めている。
また、このオフセットされたシートステーと下部が細く変形したシートチューブは、後方に向かってわずかにスロープさせた扁平ぎみのトップチューブとともに、振動吸収性を高め、快適で疲れにくいライドを演出してくれる。
そうした設計は、自社がバイク供給を行うプロチームの選手たちによるフィードバックや、業界最高峰の技術を持つエンジニアたちによって実現されたもの。まさに全てのプロセス・全ての性能において、妥協を許さない精神の産物。それが「S-WROKS TARMAC SL7」だ。
【完成車】
- メーカー:SPECIALIZED(スペシャライズド)
- モデル名:S-WORKS Tarmac SL7 Shimano Dura-Ace Di2
- カラー:Red Tint – Metallic White Silver – Stain Black
- サイズ:44 / 49 / 52 / 54 / 56 / 58
- コンポーネント:
SHIMANO Dura-Ace Di2 R9200(電動12速) - ホイール:Roval Rapide CLX
- 重量:-kg
- 参考価格:¥1,650,000
『SPECIALIZED(スペシャライズド)』2022年モデルはこちら! |
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参照:SPECIALIZED
1. Cannondale・¥1,320,000
2. SPECIALIZED・¥1,650,000
3. FACTOR・¥726,000(Frame Setのみ)