ただお洒落なだけじゃなく…
独特のデザインやカラーリングで人気の高いイタリアンブランドのロードバイクたち。しかし、お洒落なデザインはもちろんのこと、ツール・ド・フランスをはじめとするビッグレースで数々の勝利を納めてきた、そんなイタリアの名ブランドをご紹介。
Bianchi(ビアンキ)
Bianchi(ビアンキ)は、イタリアの老舗ブランド。
1885年に創業され、現存する自転車ブランドでは最も長い歴史を持っている。現在でもワールドチームの「Team BikeExchange」にバイクを供給しており、過去にもグランツールなどの大舞台で実績を残してきた。
そして独特なカラーリング「チェレステカラー」を纏ったバイクは、ビアンキのトレードマークとなっており、日本でもその人気から全国に9つの直営店とその他多くの専門店を構えている。
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CARRERA(カレラ)
CARRERA(カレラ)は元プロ選手のダビデ・ボイファヴ、ルチアーノ・バラキ氏によって1989年に創業された、比較的新しいブランド。
ロードレース5大モニュメントの最終戦である「イル・ロンバルディア」が開催される、イタリア・ロンバルディア州に本拠地を置いている。
フレームの素材が、スチールからアルミ、カーボンへと変わる過渡期にアルミとカーボンのミックスフレームに挑戦するなど、常に先進的な開発を行なってきた。
比較的新しいブランドながらも、独特の形状から生み出される乗り味によって、マルコ・パンターニなどの有名選手らが多数愛用したためレースシーンで名を馳せ、急速に成長を遂げたブランドでもある。
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PINARELLO(ピナレロ)
PINARELLO(ピナレロ)は1953年にジョヴァンニ・ピナレロ氏が工房を立ち上げたのが始まり。ロードバイクだけでなくトラックレーサーやトライアスロンバイクなども製造している。
プロロードレースシーンでは2021年現在その前身からサポートしてきた、「INEOS Grenadiers」にバイク供給を行なっており、本チームのエガン・ベルナルによる21年のジロ・デ・イタリア個人総合優勝や東京オリンピックロードレースでのリャチャル・カラパスの金メダル、フィリポ・ガンナの世界選手権個人TT優勝など、実績も申し分ない。
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