WINSPACE(ウィンスペース)
T1500
2008年に日本で設立されたロードバイクブランド『WINSPACE(ウィンスペース)』。
日本で発祥したブランドながら、世界各国の優秀なエンジニアたちと協力し、進化を求め続けてきた。
過去には、オリンピックで使用されたバイクも手がけた実績を持ち、2022年現在では国内のUCIコンチネンタルチーム「Sparkle Oita Racing Team」にバイク供給を行なっている。
また、2020年には自社傘下のカーボンホイールブランド「Lún」を設立。高い技術力を活かしながらも、自社開発を行うことで、コスパの高い製品販売も特徴的だ。
「T1500」はウィンスペースが誇るオールラウンド・エアロレーシングバイク。
「Sparkle Oita Racing Team」にも供給されている、メーカーフラッグシップモデルだ。
空力性・剛性・軽さ・快適性の”完璧な融合を実現した”モデルとウィンスペースは謳っている。
中でも、特徴的なヘッド部分が目を引くポイント。「I-Shaped」という名の通り、専用スペーサーがヘッドチューブに内装され、アルファベットの「I」のような見た目をしている。空力性能を高めるウィンスペース独自の設計だ。
そしてそのヘッドチューブ、そしてダウンチューブと一体となるように設計されたフロントフォークも空力性能を大いに向上させるポイント。トラックバイクやTTバイクで近年流行りのワイドなクリアランスと、肉厚な形状が特徴的だ。
専用のシートポストやフレーム全体には、後方部分が削ぎ落とされたようなカムテール形状を積極的に採用し、空力性とともに剛性を高め、さらに無駄を省くことによって軽量化も実現。
オフセットされたシートステーには、「T-tail」の名が冠され、左右のシートステーのチューブが繋がった形状にデザイン。左右のチューブが繋がり、ある種”一体型”となったことで乱気流の発生を抑え、空力性能をさらに高めている。
そしてシートステー・BBには、左右非対称の「Asymmetric」デザインを採用。よりトルク(パワー)のかかるクランクセット側のチューブをより厚く設計し、左右間のバランスを整え、ペダリングのパワーをより効率的に推進力へと変換してくれる。
また、バランスを整え反対側のシートステー・BBの厚みをやや薄くすることで、無駄が省かれ軽量化にも貢献するデザインとなっている。
これらの特殊設計は、風洞実験などの最先端技術によって導き出されたもの。
まさに、進化し続けるウィンスペースの姿勢が具現化されたような、高性能レーシングバイクだ。
【フレームセット】
- メーカー:WINSPACE(ウィンスペース)
- モデル名:T1500
- カラー:
メタリックブルーグロス
メタリックレッドグロス - サイズ:410 / 440 / 470 / 510 / 550
- 重量:1,050g ±30g(470サイズ)
- 税込価格:¥239.580
参照:WINSPACE
1. YONEX(ヨネックス)
2. BOMA(ボーマ)
3. WINSPACE(ウィンスペース)
4. Panasonic(パナソニック)