Panasonic(パナソニック)
ORTC13 / FRTC13
あのパナソニックグループの自転車ブランド「パナソニック・サイクルテック株式会社」が販売するチタンフレームバイク。
日本を代表するサイクルフォトグラファーの辻啓さんも愛用するモデルであり、レースにも使用できる国産バイクとして今回特別にご紹介。
パナソニックは、チタンバイクを製造する理由に、「最も理想に近いしなやかさとバネ感のバランスを実現できる」ことを挙げている。この「バランス」は本モデルのキーワードとも言えるだろう。
まず「軽さ×強さ」のバランスを追求し、実現したのが「3Dオプティマム・Xバテッド」。
左右のペダリングを繰り返す際、ダウンチューブとシートチューブ上の応力が集中する部分を、X型に保持する製法。バテッドの補強により剛性を高めつつ、余白のあるX型のバテッドを採用することで、優れたしなりも生み出している。そして単に全てを覆うような補強ではなく、X型を採用することで無駄を省き、軽量化も実現。
ゼロから解析を行ったパナソニックの情熱と、それを具現化する技術の賜物だ。
そして本モデルの2つ目の特徴は、「剛性のバランス」を選択できること。乗り手の体格や脚質の違いに対応できるよう、2種類のチューブ径を設定。
スプリントを得意とするような「パワー系」のライダーには、大径チューブやより高い剛性を発揮する「Version H」を。
一方体重が軽く、ヒルクライムなどダンシングを多用するライダーには、細めのチューブ径で、よりしなやかな乗り味を演出する「Version L」をデザイン。より自分にあったフレーム選びが可能だ。
その他、ピュアレーシングバイクを名乗るにふさわしい、高い剛性を実現するための工夫がさらに施されている。ヘッドチューブはより大径化させた上で、形状をより滑らかに加工し剛性と空力性を向上。
ダウンチューブは、BBハンガーをより下から支えるようにオフセットされ、シートチューブとともに楕円化することで、両者の接合部の面積を最小化。その代わり、両者それぞれとBBハンガーとの溶接部の面積を最大化することで、剛性をさらに高めている。ペダリングのパワー損失を極限まで抑え、推進力へと最大限に変換するための設計だ。
その他、パナソニック独自の高剛性カーボンモノコックフォークも採用。中心部を太くし、力強く踏み込んだ時のたわみを抑え、鋭い加速力に変換する。また、ブレーキング時のたわみも抑えることで、ダウンヒルなどでより確かな安定感を発揮。フレームと合わせ、よりレースを意識した設計が施されている。
シマノDi2に対応した専用フレームを選択できるのも、チタンフレームには珍しい特徴の1つだ。
【フレームセット】
- メーカー:Panasonic(パナソニック)
- モデル名:FRTC13 Version H / Version L
- カラー:上記チタンカラー / カスタムデザイン
- サイズ:460-610(1cm刻み)
- フレーム重量:
1,440g(H・550サイズ)
1,370g(L・550サイズ) - 税込価格:¥451,000〜
【完成車】
- モデル名:ORTC13 Version H / Version L
- カラー:上記チタンカラー / カスタムデザイン
- サイズ:460-610(1cm刻み)
- コンポーネント:
SHIMANO Ultegra R8000(機械式・11速) - ホイール:SHIMANO WH-RS300
- 重量:8.3kg(L・550サイズ)
- 税込価格:¥652,300
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